能代河川国道事務所(のしろかせんこくどうじむしょ)の学習(がくしゅう)ページ


◆米代川の昆虫
 米代川での昆虫類の数は約800種類。最も多く見られるチョウの仲間は約380種類で、次に多いのが甲虫類で約170種類です。

・ジャコウアゲハ

大きさは約4.2〜6cm位のアゲハチョウ。体内に毒を持っていて、鳥などに食べられるのを防いでいます。

・タイリクキノメイガ
メイガ科の一種でユーラシア大陸に広く分布しており、日本では米代川流域で初めて確認されました。羽を広げた時の大きさは約1.5〜4cmほどで、木や草の葉っぱを食べています。

・ウラゴマダラシジミ

初夏初めに姿を見せるゼフィルスの仲間です。表面のブルーが爽やかな感じのきれいな蝶です。

・クロアゲハ

体長4.5〜7cm位の黒っぽい大きなアゲハチョウ。樹木が茂ったところなど、やや暗い場所をフワフワゆったりと飛んでいます。


・アカモンドクガ
ドクガ科の一種で、羽を広げた大きさは3〜4cm位。葉っぱなどを食べます。鱗粉(羽についた粉)に毒があり、触れるとかぶれてしまいます。

・チュウジョウヒラタゴミムシ
体長は約1.3cmほどのゴミムシ科の一種。落ち葉や石の下で生活し、昆虫や雑草の種などをエサとしています。

・ゲンゴロウ

大きさは約3.5〜4mm位で流れのない池や沼にすんでいます。成虫は弱ったり死んだりした魚などをエサとしています。

・オンブバッタ

頭がとがった、やや小さめのバッタ。大きさは約2〜4.2cmで緑色や褐色がいます。草などを好んで食べます。

・オオカマキリ(卵)

草むらや樹上で多く見られ、体長は6.8〜9.5cm位。昆虫を強力な鎌足で捕らえて食べます。時には、カエルやトカゲを食べることもあります。

・ノシメトンボ

アカトンボの仲間では一番大きく、4.1〜4.8cm位に成長します。
丘陵地や低山地の、水生植物の多い池、水田などですんでいます。
   
見つけた植物や昆虫などをスケッチしてみましょう。
そして見つけた場所でちがいを見つけてみましょう。
さらに、いきものを守るためにどんなことが大切なのか考えてみましょう。
このページで勉強したら今度は実際に米代川に見に行ってみよう!
※川で遊ぶ際には大人の人と行こうね!

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