鷹巣出張所では、河川愛護月間の7月に北秋田市と大館市の米代川で水生生物調査を行いました。調査は川に親しみながら、そこにすむ生物を調べることで、その地点の水質が分かるもので、河川愛護への関心を深めてもらうことを目的に実施しています。
北秋田市では、12日に鷹巣東小学校5年児童22名が学校付近の栄地区で調査を行いました。当日は30度を超える暑さとなり、児童達は涼を求めてひざ下まで水に浸かりながら、川底にすむヒラタカゲロウの幼虫などを捕まえていました。
中には、少し汚い水にすむコオニヤンマも見られましたが、大半はきれいな水にすむ生物が見つかり、調査地点はきれいな水と判定されました。
児童からは、「米代川にはいろんな生物がいることがわかった」などと感想が述べられていました。
7/12 鷹巣東小学校の調査の様子
大館市では、20日に城西小学校3年生児童50名が、櫃崎地区で調査を行いました。和歌
山沖にあった台風の影響で風が強く、気温も22度とやや肌寒いコンディションでしたが、なかなか入る機会のない川に入ると楽しそうに生物を採取していました。調査の結果、ヒラタカゲロウやヒゲナガカワトビケラなどきれいな水に住む生物が数多く見つかり、この地点もきれいな水と判定されました。
参加した児童からは、後日出張所長あてのお礼の手紙が届きました。ありがとうございました。