身近な米代川に愛着を 〜大館市で水生生物調査を実施〜
大館市立城西小学校3年生児童54名が7月16日、同市櫃崎の米代川で水生生物調査を行いました。調査は、きれいな水を好む生物や汚れた水を好む生物の生態を利用して河川の水質を調べるもので、今月9日に北秋田市で行われたのに続き、当出張所では今年2回目の開催となりました。
当日の朝方は小雨交じりで開催が危ぶまれましたが、開始前に天候が回復し、何とか開催することができました。水温は20度弱で、初めのうちは「冷たい」と声をあげる児童もいましたが、次第に慣れてくると夢中で網を使って虫や稚魚を捕まえていました。集計の結果、きれいな水に生息するカゲロウなどの幼虫が多く見つかったと児童から発表があり、学校の近くを流れる米代川がきれいであること確認しました。 今後も、一人でも多くの児童に米代川を身近に感じ、環境に関心を持ってもらえるよう当出張所では、調査に協力を行います。