平成19年7月2日
工事現場の安全点検を実施
〜大館・北秋田地区工事安全パトロール(第1回)〜

 大館・北秋田地区工事安全パトロールを実施しました。これは、能代河川国道事務所で実施している米代川の洪水に備えた工事や国道7号の歩行者の安全のための歩道設置工事、高速道路建設などの工事について、工事に伴う一般の方々への安全確保や周辺環境の保全、工事に従事する作業員の事故防止を図ることを目的として実施しているものです。
 平成19年度の第1回目となる今回は、大館市及び北秋田市で国土交通省の工事として実施されている15件の工事のうち、北秋田市で実施している堤防護岸工事と大館市で実施している歩道設置工事及び高速道路建設工事の3つの工事について、大館労働基準監督署にも参加をいただき、工事施工業者、能代河川国道事務所職員の約30人で工事現場の安全についてパトロールを行いました。
 各現場について、安全施設の点検や作業の危険性の有無などをチェックし、パトロール終了後、検討会を行い、改善すべき点や見習うべき点について意見交換を行いました。
 パトロールを受けた現場においては、自分の現場は大丈夫と思っていても、多くの経験者の目で点検を行うと改善を図ったほうがより安全となる場合もあり、パトロールをする方も他の現場の工夫を自分の現場に取り入れることができることとなります。
 今回のパトロールでは、事故に直結するような大きな指摘事項等はありませんでしたが、もっと工夫をすることで工事現場の安全を図ることができる指摘が出され、各現場はそれらに対する改善措置を報告することにしました。
 今回は平成19年度の1回目であり、「安全宣言」を石戸谷建設の畠山現場代理人が施工者を代表して読み上げ、全員で復唱し、今年の無事故を誓いました。


▲工事概要を聞いてから点検します

▲看板などの点検も重要です

▲施工状況や一般の歩行者の
安全を点検しました

▲検討会では多くの意見が
出されました

安全宣言
 建設業の労働災害は、他の産業と比較してその発生率は極めて高く、依然として労働災害が多発しています。
 無事故・無災害は我々に課せられている社会的責任でもあり、これを達成するには今までの安全に対する意識に加え、さらなる活動の展開が最も重要と考えられます。
 私たちは、全会員一丸となって積極的に労働災害防止活動に取り組まなければ なりません。
 安全な職場づくりを推進するため、今一度安全活動の重要性を再認識し、次の事項を重点的に実施します。

 1.作業員1人1人が安全に対する認識を高めます。
 2.作業に潜む危険の芽を摘み取り、安全な職場をつくります。
 3.現場の全員が作業内容を十分に把握し、 不安全行動を行いません。
 4.安全活動の活性化を図ります。
 5.安全教育のさらなる充実を図ります。


 以上、大館・北秋田地区全会員が一丸となり労働災害撲滅を目指すことをここに宣言します。
 
平成19年6月25日
能代河川国道事務所事故防止対策協議会
大館・北秋田地区


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