平成19年6月25日
洪水に備えて水門等の操作員講習会を行いました
〜大雨などの水害から地域を守るために〜

 6月22日(金)、鷹巣出張所管内の北秋田市にある水門等を担当する操作員を対象とした講習会を実施しました。
 水門は大雨などにより米代川の水位が高くなった時に、普段は米代川に流入している支川や水路へ米代川の水が逆流して住宅地や水田等が浸水することを防ぐために設置しているものです。
 鷹巣出張所管内には23カ所の水門等があり、北秋田市にはそのうち15カ所があり、水門等が設置させている地区から30人の方にお願いしています。
 今回の講習会は操作員の方々が梅雨や台風などによる洪水時における迅速かつ確実なゲート操作実施のため、設備に関する知識を深めてもらうとともに、さらなる操作技術の向上を目的としています。
 講習会では、設備の操作・点検の方法や留意事項についての説明や操作員との意見交換を行いました。
 また、今年は操作員の健康管理を目的として、北秋田市保健センターの保健師の松橋さんにメタボリック症候群や最近の健康についての話題を交えた講話をしていただきました。
 米代川はひとたび大雨が降ると川の水位が上がり、洪水の危険性にさらされますが、地域を被害から守るために操作員の方々の努力があることを知っていただきたいと思います。


▲講習会の様子

▲意見交換

▲健康管理についての講話

▲全員による記念写真

*今回は鷹巣地区の開催でしたが、大館地区は6月29日(金)に開催します。
*水門等の操作員を水閘門(すいこうもん)操作員と呼びます。
 洪水のときに鉄製の水門(ゲート)を閉めきり、川の水が家屋や田畑等市街地側へ浸入するのを防ぐ事を第一の役目としています。そして、洪水がおさまった後は、閉めきった扉を開けます。
「水閘門(すいこうもん)操作員の仕事」


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