平成19年5月14日
洪水の危機に備えた米代川洪水対応訓練を行いました
〜実践的な訓練による防災体制の確立を目指して〜

 平成19年5月11日(金)において、東北地方整備局管内が管理する河川の洪水を想定した演習が実施されました。
 能代河川国道事務所においても、台風の大雨により米代川の水位が上昇した場合を想定して、上昇する水位の予測、水防団活動状況の把握、水防警報発表訓練、関係市町村との情報伝達訓練等を実施しました。
 鷹巣出張所では、水位の上昇に伴い、状況把握のために河川巡視員を実際に現地へ派遣し、刻々と状況が変化するものとしての報告訓練や水位が上昇した場合の水門操作員出動訓練や出張所管内に設置している河川監視カメラ9台による操作・監視訓練などを実施しました。
 また、堤防が決壊した場合も想定し、災害時に応援を依頼している「防災エキスパート」との緊急復旧工法の立案検討など本番さながらの訓練を行いました。
 これから迎える梅雨や梅雨前線、台風などの洪水に備え、今回の訓練結果の課題や反省点を克服し一層の防災体制をとってまいります。


▲訓練での米代川の水位の変化


▲訓練の状況

▲河川監視カメラによる映像

 河川監視カメラによる映像はホームページでも見ることができます。
 →「ライブカメラ」はこちらから

 能代河川国道事務所ホームページでは、洪水時に堤防が壊れてしまった場合を想定したシミュレーションを載せて情報提供を行っております。
 自然の脅威は予想を超えて、また、備えがあってもそれを上回る規模で訪れる場合があります。住んでいる場所がもし堤防が壊れたらということを知っておくことも必要です。


▲能代河川国道事務所ホームページ

▲シミュレーション結果(北秋田市の例)

「米代川水系時系列洪水氾濫シミュレーション」はこちらから


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