鷹巣出張所ホームページ River たかのす 〜鮎とサクラマスの遡上する米代川〜
鷹巣出張所ニュース
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鷹巣出張所と地域との関わりについて |
当出張所ではこれまで、河川愛護月間(7月)における小中学校を対象とした、「水生生物による水質の簡易調査」をはじめ、米代川周辺地域住民の方々が行う河川のクリーンアップ活動や河川でのイベントや事業に対し、河川事業への理解と河川愛護意識の高揚を図ることを目的に、いろいろな場面
で関わりや支援を行ってきているところです。
また、地球温暖化問題等の環境問題がクローズアップされるにつれ、地域住民の方の自然や環境問題の関心の高まりが感じられます。さらには、小・中・高等学校において「総合的な学習」が本格的に開始され、河川に関係した学習・活動が多く見られ、河川に関する質問も多く、これまで以上に地域との関わりが重要になっています。 そこで、平成15年度に鷹巣出張所で取り組んできた事例を紹介し、地域の活動や総合学習等の参考にしていただければ幸いです。 |
平成15年度 鷹巣出張所での地域との関わり |
No
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項目
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実施団体等
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実施日
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実施概要
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備考
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1
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総合学習 「ふるさとタイム」 |
阿仁町立阿仁中学校 | 7月4日 鷹巣出張所内 |
「川の汚れとその改善策」について、資料を用いて説明 | ||||
2
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水生生物による 水質簡易調査 |
比内町立 扇田小学校 3年(35名) |
7月8日 犀川犀川橋 |
河川に生息する水生生物を分類することにより、水質のきれいさを簡易判定 | ||||
3
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〃
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田代町立山瀬小学校 6年(30名) |
7月9日 米代川外川原地区 |
〃
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4
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ふるさと米代川との出会い | 鷹巣町立鷹巣東小学校 全校生徒120名 |
7月13日 鷹巣町栄橋 |
手作りイカダによる川下り及び、「せせらぎ水路」での魚のつかみどりを実施 | ||||
5
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「おやじ変身!子どもの体験活動サポーター養成講座」 | 秋田県立大館少年自然の家 | 7月20日 大館市田中橋〜田代町外川原 |
自然体験の良さを教育できる父親を養成するために、手作りイカダを作り川下りを行った | ||||
6
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水生生物による水質簡易調査 | 大館市立成章中学校 1年(9名) 2年(2名) |
7月25日 米代川十二所地区 |
河川に生息する水生生物を分類することにより、水質のきれいさを簡易判定 | ||||
7
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〃
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比内町立東館小学校 三岳小学校 5年(21+6名) |
7月28日 |
〃
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8
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夏のアドベンチャーin大館 | 秋田県立大館少年自然の家 | 8月8日 大館市田中橋〜田代町外川原 |
参加児童24名による手作りイカダによる川下りを体験 | ||||
9
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森吉山ダム現場見学及びダム広報館見学 | 鷹巣町立鷹巣西小学校 5年(25名) |
9月8日 | 工事現場見学及び、広報館見学を通じ治水事業への理解を図る | ||||
10
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船外機付きゴムボートによる船上巡視体験 | 鷹巣町立鷹巣西小学校 5年(25名) |
9月9日 米代川水辺の楽校周辺 |
普段とは違った視線で見る川の姿を見ることにより、巡視の重要性や川の現状の理解を図る | ||||
11
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米代川水辺の楽校におけるパックテストを用いた簡易水質調査 | 鷹巣町立鷹巣東小学校 | 9月11日 米代川水辺の楽校周辺 |
河川の水質を分析することにより、水質のきれいさを簡易判定 | ||||
12
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米代川田中橋上流におけるパックテストを用いた簡易水質調査 | 大館市立城西小学校 4年57名 |
10月7日 米代川田中橋 |
〃
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具体的な支援内容については、鷹巣出張所までご相談してください。
また、平成14年度から河川を活動の場とした総合学習については、河川環境管理 財団が行う河川整備基金助成事業が適用されておりますので、申請時のアドバイスや 資料の提供等の支援も行っております。 |
河川情報システムの整備 |
高度情報化社会が進んでおり、米代川における河川管理情報においても、河川情報通
信システムの整備を順次進めています。
平成13年度より整備を進めており、鷹巣出張所管内においては、現在施工中の前山水門(鷹巣町坊沢)から扇田橋付近(大館市舘山)の水位 観測所までを光接続するためのケーブルを通す管路敷設工事、ケーブル敷設工事、洪水時等の河川監視カメラの設置工事、その他の付属設備等の工事を平行して進め、今年度工事での慨成を目指しています。 たとえるとすれば、家庭や職場で使用されているパソコンのインターネット接続回線が、ダイヤルアップ回線からADSL回線に変更し、大容量 のデータを瞬時にやりとりできるようになるイメージになります。 |
光ファイバーによる通
信技術を利用することにより、雨量・水位等の観測情報、樋門や水門等の制御、監視情報並びにCCTVカメラによる画像監視情報などの大容量
伝送が可能となり、河川管理業務の高度化が図られます。
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