平成17年6月30日 第11号
もくじ
(1)平成17年春の合同せん定会!!
(2)松ちゃんさいぐど!
(3)まつのおがる理由と剪定の必要性について(樹型を保つために)
(4)せん定ビフォーアフター
(5)ふれあい黒松街道・新会員紹介
(6)編集後記
平成17年春の合同せん定会!!

〜実地講習〜


 去る6月11日(土)・12日(日)の2日間、毎年恒例の「春の合同せん定会」が開催されました。前号でお知らせしてから更に5名の新規会員が入会したこともあり、両日合わせて過去最多の延べ70名の参加となりました。
 黒松ハウス前で斎藤会長(11日)、工藤(昭)副会長(12日)から開会の言葉を頂き、新規会員の自己紹介、そして講師の大塚さんからせん定のポイントなどの説明を受けた後、各自担当の黒松へと分散し、「みどり摘み」のせん定作業を行いました。
 2日間ともあいにくの雨模様となりましたが、今回は大勢の参加によりにぎやかなムードでのスタートとなりました。
参加した会員の皆さんは、雨をものともせずに、しなやかなせん定さばきでみどりを摘み、新会員の方も大塚講師から熱心に実地講習を受け、初めてのせん定に奮闘している様子でした。
 今年度、こうして多くの会員を迎え入れることが出来たのは、これまで黒松ボランティアにたずさわってきた全会員の熱い想いが松を通して多くの方に伝わったからではないでしょうか。沿道の黒松と共に成長を遂げる「黒松友の会」、これからの発展が楽しみです。

松ちゃんさいぐど! 小林 年男
 数年前の事ですが、バイパスをマイカーで走っていると、松の剪定をしている様子!おやっと目を凝らすと『ヒェッ!能代でもオナゴ女性の庭師がいらあたな!都会なみだな、かあさん』とお互い驚き又よく手入れの行き届いた松に感激したことがありました。
 昨年61才で大工から思い切っての転職、日影小学校の校務員として再出発!校内にある松、最近手入れされていない様子に出来れば自分で手入れしたく、友人達に聞いたりしていた時期に『広報のしろ』催しもの案内に黒松春の剪定講習会の知らせ、願ったり、叶ったりで早速、川村会長に電話し参加!初めてのこととは云え、見ること聞くことチンプンカンプン。
 大塚講師に『やがまし!!』といわれないか心配しながらの質問でした『聞くは一時の恥!聞かぬは一生の恥』の心境で大塚講師すみませんでした。その日の内に黒松友の会に入会を決意しお世話になった次第です。
 松のコブ、今迄「カッコイイ」と思っていたのが実は病気でガンとのこと、知らぬとはいえ恥ずかしい限りでした。学校の松も工藤昭男さんの指導の元、コブ2ヶ処切り、撤去ありがとうございました。
 秋の剪定会、いきなり2本の里親となり大塚講師の元で初めての鋏にての剪定作業!
 不安でドキドキの始まりでした。今野さん、作業しながら向かいから『風邪ひかせるな!』のゲキ!
 梅チャンに『小林さん!』と励まされての2日間でした。
 皆さんの足手まといにならぬように胸に秘めてのこの作業、終わってみれば、私の松これからの風雪に耐え風邪ひがへればたいひんだ!!とひたすら春を待っていました。
 時々『かぁさん、松ちゃんさいぐど!』(家内は友人に行くと思っていたらしく)車で心配で心配で会いに行ったこと想い出になりました(自分だば西塚先生※注1にいけるのですが)。 【※注1:西塚医院】
 年が明けたレクリエーションとタンポ会、秋の剪定会以来、皆様にお会いするのが楽しみで初参加、斎藤さんの指導の元でのユニカール、最初から最後まで笑いっぱなしで、顎が腹が痛いやら、おまけに笑い過ぎで涙まででる始末。本当に初笑い大会でした。
 その後タンポ会、本当に充実した一日で、心身共にリフレッシュ充電された思い!楽しいひとときでした。
 此の度は幹事の役目、会長初め諸先輩方のご指導を仰ぎながら精一杯頑張り、少しでも剪定が出来るように成りたいと願う「コバチャン」です。どうかこれからもよろしくお願い申し上げます。

せん定作業に精を出す小林さん

まつのおがる理由と剪定の必要性について(樹型を保つために)
寄稿:大塚 仁志章 氏
 車で街を走っていると庭に植えてる松をよく見かけます。しかし、ほとんどは手入れされずに伸びほうだいの庭木が多いようです。植えた時は、どの木も手入れが行届いた美しい樹形をしていたに違いありません。なぜでしょう?
 マツは樹勢が強いため、強風の当たる海辺などでもよくそだちますが、日当たりの悪い場所は苦手です。
 クロマツは、光を好む樹種で、「クロマツの最大の肥料は太陽だ」といわれるくらいである。
 つまり、日光の当たる部分は、どんどん伸び、日がよく当たらない枝は、生育が悪いばかりでなく枝ぶりがあらくなり、枯れやすくなると言うことです。
 松の木の特徴として、良好な環境のみどり(新芽)は放任すると中心部のみどりが60B程度となり、周りのみどりは30B程度となります。 そしてのびきったところから翌年にみどりがまた、30〜60B程度出て枝分かれをし、これを繰り返して、みどりの伸びた分だけ長くなり、樹形が乱れてしまいます。また、松は、古い枝からは胴吹き目が出ないということも欠点といえます。
 だから、3〜4年放置したものを元の樹型に戻すのは不可能となります。
 剪定は日当たりと風通しを良くし、病気にも強くするために行います。また、枝が込み合って、日当たりの悪い枝が部分的に枯れたりするので、余分な枝の切取り作業も必要です。
このように、美しい樹型を保ちながら、理想の樹型を作り上げるためには、毎年の「みどり摘み」と「もみあげ」がとても大切な作業(技術)なのです。

今回は新会員が大幅に増え、中には初心者の方も多数おられますので、大塚講師にお願いし、寄稿頂きました。

せん定ビフォーアフター

 大塚講師に選定作業が一日かかると言われた川上さんの黒松で、せん定前とせん定後の松の変身ぶりを特撮してみました。

ふれあい黒松街道
 この度の合同せん定会でも、いろんなかたちのせん定、ふれあい、ドラマ?があちらこちらで見かけられました!!微笑ましい限りの黒松友の会の様子をご覧ください☆
〜新会員紹介〜
春の合同せん定会で新たに5人の会員を迎えました
・氏名 竹嶋 薫
 住所 能代市松長布
・氏名 珍田 銑二郎
 住所 能代市落合
・氏名 大谷 鉄正
 住所 能代市磐
・氏名 牧野 昇
 住所 八竜町大口
・氏名 田中 稔
 住所 能代市字西大瀬

編集後記
■皆さん、雨中の作業でお風邪を召された方はいらっしゃらなかったでしょうか?前号で「過去両日の雨は無かった」と書いたのに、始まってから無念の降雨。大変な剪定会となってしまいましたが、皆さんの「なんのその!」と頑張る姿に感服いたしました。

■剪定中、終始あちらこちらで笑みがこぼれ、歩道を散策している方たちにも笑顔で応える姿が見受けられました。中止にならなくて良かったです。皆さん本当にお疲れさまでした。

■しかしながら、雨中、脚立に乗っての作業に危険が伴ったのも事実です。今回は幸い怪我をされる方がおらなかったから良かったものの、万が一の事があっては大変です。どの段階から「中止」とするか難しいですが、「皆さんの身の安全を第一に」という事を疎かにしない様、気を引き締めていこうと思います。

★今回初めて合同せん定会に(カメラマンとして)参加させて頂いた渡辺です。皆さんが作業しているさなか、少々お邪魔な私でしたが、皆さんの作業姿を拝見できて本当に良かったです!皆さん、とても生き生きとしていて、素敵でした。そしてせん定後の黒松もなんだかキラキラしていました。

★(事務局から皆様へのお願い)
本会報では、感想文、随筆、趣味のお話など紙面を通して皆さんのコミュニケーションの場を広げていきたいと思っています。FAXでも郵送でも皆さんの投稿を随時お待ちしております。

〒016-0121 能代市鰄渕字家の下19 能代国道維持出張所内
TEL 0185-58-2919 FAX 0185-58-3149
事務局 平野剛一
事務局補佐 渡辺公子

  
2005年6月30日

〒016-0121 秋田県能代市鰄渕字一本柳97-1
電話番号/0185-70-1001(代表)