平成16年4月23日 第 6号

もくじ
(1)【随筆】 夫婦の絆 工藤梅子
(2)和の心で 副会長 勝長幸四郎
(3)☆お知らせ☆ ●春のせん定講習会●
(4)能代バイパス黒松友の会 副会長 斎藤正
(5)能代バイパス黒松友の会サポートプログラム」協定書より一部抜粋
(6)平成16年度総会開催される。
(7)新役員名簿
(8)新会員紹介
(9)編集後記

〜バリアフリー化された
“人に優しい歩行空間”〜
 平成10年度から工事を進めてきた能代幅広歩道は、平成15年度で全体延長3.7kmが全線完成しました。
 歩道の路面には透水性カラー舗装(赤色)を施し、障害者に配慮した点字ブロックを配置。さらに、植樹帯も整備し、休憩スペースとして自然石を置き、フラワーボックス、花壇を設け“利用者に優しい環境”を整えました。
 歩道幅も3mと広くなり“快適な歩行空間”の創出が図られました。

【随筆】 夫婦の絆 工藤梅子

 厳しい寒さから、ようやくうららな春が訪れました。
皆さんはどんな所で春を感じていますか。行く道、来る道、通る並木街道、なんて爽快なロマンチックな気分でしょう。そう思うのは私だけでしょうか。
 こんなすばらしい自然の中で、生かされている自分にも、今こうして健康でいられる自然とのふれあい、黒松友の会に入会出来たことを改めて感謝しております。
 平成初期、“リューマチ”という難病と戦って十余年、家事、歩くことさえ困難だった私がまさか、松の木に登るなんて夢にも思っていませんでした。手足が不自由で、何も出来なかった私に、「そんな弱気でどうする !! オレがついているんだから !! 」その一言が、明るいライトがあびたような心強さに、嬉しく涙がとまりませんでした。
 「早く元気になって、今度年老いたらオレの面倒見てくれよな。」と言ったのもつかの間、突然脳出血で亡くなりました。たった1週間のはかない命、見知らぬ世界に放り出されたかのような、辛い悲しい出来事でした。遺されたことの不安と孤独から、早八年の月日が流れ、今こうして生かされていることに感謝し、難病者から健常者を見ようとする視点から、長い道草をしたりの人生であったけれども、私は病気だから、もう年だからというあきらめることはしたくない。かつて松が好きだった夫に感謝し、微力ながらも役に立ちたいと黒松友の会に入会させて頂きました。皆さんの足手まといにならぬよう、御理解、御協力を得ながら、長期の経過をたどり歩みたいと思っています。豊かな自然環境と共生・発展して下さるよう能代の町をアピールして行きたい。
人だからつまずく
怪我は、ないか
踏みつけられは、しないか
刻々と進む、時代の流れの中で、
やがて、傷口は、凝視し
再起したとき
周りは、以前と変わらぬ
歩調の合う
未知の人達に、出会う


和の心で
副会長 勝長幸四郎
 はからずも、平成16年度の総会で本会の副会長に就任を請われました。
発足当時から関わったものとして幾分でもお力添えが出来ればと思いまして
お引き受けしました。
 これからは微力ながらも本会の運営が「和やか」にスムーズに進められる
ように会員相互の意志の疎通を諮って川村会長を補佐して参りたいと思って
おります。宜しくご協力のほどをお願い申し上げます。
 「黒松友の会」の目的の一つは、よく言われますが「黒松は能代の顔」であり、また国内でも例のない黒松並木の剪定ボランティアです。
 それにこの春3月に「黒松ハウス」まで近代的なバリアフリーのカラー歩道も完成し延長されました。私共の手入れにもより弾みがつきます。ますます黒松の美観が映えると想像されます。それが引いては通る人々に「癒しのロード」となって能代の顔が全国に広まることを願っています。
 黒松創りの好きな人はその延長線上では一つの趣味だと思います。ですから「黒松友の会」は趣味とボランティアの人々の集いだといっても過言ではありません。
 目的の二つ目は、親睦交流です。望みは高く年間数回の会合ですが、個々人の持てる独自の趣味のお裾分けをしながら楽しく交流の輪が広がってくれればと願っている一人です。
 その先鞭でもありませんが、偶然にも会報第5号に「私のお宝品」趣味の能面の写真と「能面の風姿に魅せられて」の随想を掲載させて頂きました。
 そしてこの度3月の幹事会、総会のときは新築になった能代河川国道事務所の会議室に実物能面七品の展示機会を得ました。ご好評を頂きまして更なる作品作りの「パワー」になったことを申し添えて、感謝の意を表します。
 何か今後のきっかけの一助になれば望外の幸せです。
 重ねて、皆さんにおかれましては、「宝の持ちくされ」にならないように、ご遠慮なさらず。これからの本会の諸会合の折りを見て事務局の深渡係長さんへご連絡してくだされば有難いです。

☆お知らせ☆ ●春のせん定講習会●
 春のせん定講習会を次のとおり実施します。 
日時:平成16年 5月 23日(日)  午前10時00分
会場:能代山本広域交流センター 第2研修室(実際の松を教材にした実地講習も行います。)

能代バイパス黒松友の会
副会長  斎藤正
就任にあたって
 このたび、まだ駆け出しの私が予想もしなかった黒松友の会の副会長と
云う重責を担う事になり大変困惑しております。
 皆様のご協力とご指導をお願いし、微力ながら、会長を補佐し任務を全うしたいと思います。これからも会員を増やし、私達市民ボランティアの手で、この黒松の並木を育てて行き、交通安全標語の「そんなに急いでどこに行く」のように、能代バイパスを通るドライバーや歩行者の心のいや癒しになればと思っております。

私の入会のきっかけ
 私の朝の散歩は家から卸団地→仙遊長根→秋田スバル→自宅と云うコースを、雨の日以外は散歩しています。散歩コースがきれいに整備され、形の整った黒松を眺めながら毎朝歩いています。ある朝黒松を見ていると、名札が付いており、1人1人が丁寧に手入れし管理しているのがわかりました。ある時北羽新報に黒松の剪定講習会の記事が載っており、ずぶの素人の私でもと問い合わせましたら、大丈夫とのことで不安と興味が半信半疑で参加して見ました。
 第2回目の剪定講習会から参加し私も黒松の里親になってみようと会員になりました。
 又、平成12年6月に能代青年会議所が音頭をとり南陽崎から能代南バイパス迄の国道に黒松の植樹をするとのことで、市民が主体で創り上げる「日本一の黒松並木をつくる会」の話で、愛称募集があり応募したら、応募作品が優秀賞になり「能代黒松街道」と名付け親にもなり、黒松友の会に参加したのが縁かな?と思っております。

能代バイパス黒松友の会サポートプログラム」協定書より一部抜粋
(目的)
 第1条 「能代バイパス黒松友の会サポートプログラム」とは、地域住民が実施団体となり、能代市及び能代河川国道事務所が協力して植樹帯美化活動(街路樹剪定等)を行い、地域にふさわしい道づくりを進めることを目的とする。

(実施区間)
 第2条 本協定に基づく、剪定作業を行う街路樹は、次の区間の植樹帯に整備された街路樹(黒松)の中の別添図のとおりとする。
路線名 一般国道 7 号
区 間 能代市字仙遊長根地内 から 能代市字寿域長根地内 まで

(実施期間)
第3条 本協定に基づく管理を行う期間(以下「実施期間」という。)は、協定締結日から平成15年 3月31日までとする。ただし、実施団体から解除の申し出が無い場合は更新するものとし、期間は2年間とする。なお、工事の発生やその他の事由により、実施期間中における本協定の内容の履行が困難となった場合には、実施期間について、実施団体、能代市、能代河川国道事務所の三者において別途協議する。

(責任分担)
第4条
1.実施団体は、植樹帯に整備された街路樹(黒松)の剪定作業及び周辺の清掃作業を行う。
2.能代市は、実施団体が回収したごみの処理に協力する。
3.能代河川国道事務所は、実施団体及び能代市との連絡調整を行うものとする。また、実施団体に対し剪定用具を貸与し、実施区間を明らかにするため、プログラムの愛称名、実施団体及び道路管理者を表示するサインボードを設置するとともに、実施団体の活動中の事故等に備えた保険への加入費用を負担する。
ただし、活動の対価としての金品等の拠出は、理由や名目を問わず行わないものとする。

(活動中の事故等)
第5条 実施団体による「能代バイパス黒松友の会サポートプログラム」活動中の事故、及び第三者との紛議については、実施団体の責任とする。ただし、事務手続きについては能代河川国道事務所が補助するものとする。

(協定の終了及び解除)
第6条
1.実施団体が協定期間中に協定の解除を申し出たとき、協定若しくはこれに基づく確認書に規定する責任を果たしていないとき又は実施団体としてふさわしくないと認められるときは、能代市及び能代河川国道事務所は、協定を解除することができる。
2.実施期間が終了したとき又は協定が解除されたときは、能代河川国道事務所は、第4条の3に基づいて設置されたサインボートを撤去する。

(疑義の処理)
第7条 この協定に定めのない事項又は疑義が生じた場合は、三者が協議して定める。

平成16年度総会開催される。
 去る3月17日能代河川国道事務所において、能代バイパス黒松友の会平成16年度総会が会員19名参加のもとで開催されました。 
当日は、来賓として能代市都市整備部藤原正利管理課長ならびに能代河川国道事務所庄司伸一道路担当副所長を迎えご挨拶をいただきました。また、勝長幸四郎氏作による能面の展示も行われました。
 議事では、平成15年度の各種活動経過について報告するとともに、平成16年度の活動の予定についても確認・了承されました。

総会の会場風景
 会則の変更については、「役員の改選」に関する項目などについて提案され、原案のとおり了承されました。
 役員改選では会則の変更の了承に伴って、勝長幸四郎副会長・斎藤正副会長の選出、ならびに4名の幹事の補充についても報告されました。議事の中で「講習会・剪定会において、より一層会員が参加しやすいように休日に開催してはどうか。」という意見が出され、事務局からは「平成16年度は休日に開催するよう幹事会に提案します。」と回答がありました。

能面の展示と副会長挨拶

新役員名簿
新役員は次のとおりです。
名誉会長 淺田嘉美  (再)
会 長  川村四朗  (再)
副会長  勝長幸四郎 (新)
副会長  斎藤 正  (新)
幹 事  野呂田秋子 (再)
幹 事  鈴木勝也  (再)
幹 事  加藤 隆  (再)
幹 事  能登信夫  (再)
幹 事  工藤栄三郎 (新)
幹 事  工藤昭男  (再)

幹 事  船山末治  (再)
幹 事  中村英雄  (新)
幹 事  工藤梅子  (再)
幹 事  小林新吉  (再)
幹 事  工藤庄一  (新)
幹 事  高田行光  (再)
幹 事  田中 雅  (再)
幹 事  工藤本吉  (新)
幹 事  福岡富男(休会中)
幹 事  原田勇一(休会中)

新会員紹介
秋の剪定会後に新たに2人の会員を迎えました。
氏 名 細川 松雄
住 所 能代市扇田山下

氏 名 山口 金作
住 所 能代市向能代上野越

黒松の里親になって戴くよう
よろしくお願いいたします。

編集後記
先日の総会に出席された会員のみなさまにおかれましては、平日の開催にもかかわらず、ご参加頂き本当にご苦労様でした。
おかげさまで無事総会を終了することができ、ホッとしているところです。
勝長幸四郎・斎藤正,両副会長の就任と幹事4名を加え新陣容となり、体制も安泰といった感じです。
 
能代バイパス黒松友の会も、更なる活動の飛躍を胸に新たなスタートを切りました。
会報の発行が遅れて大変申し訳ございません。なお、今回掲載できなかった分については次号以降掲載していきたいと思いますのでご了承下さい。

〒016―0121 能代市鰄渕字家の下19 能代国道維持出張所内
0185―58―2919
事務局 深渡 義哲
2003年4月15日


〒016-0121 秋田県能代市鰄渕字一本柳97-1
電話番号/0185-70-1001(代表)