平成15年4月15日 第 3 号

もくじ
(1)【 随筆 】「み ち」小林 新吉
(2)「黒松の香りを伝える、10年後の貫禄映える黒松並木を想像」
               能代バイパス黒松友の会 会長 川村 四朗

(3)お知らせ
(4)「退任にあたって」能代バイパス黒松友の会 前会長・名誉会長 淺田 嘉美
(5)新会員紹介
(6)平成14年度総会開催される
(7)4月1日付け人事異動「新能代国道維持出張所長 プロフィール」
(8)新役員名簿
(9)お悔やみ
(10)編集後記

「霧中の散歩」 (風の松原) 写 真提供 川村四朗氏

【 随筆 】 「み ち」 小林 新吉
 道と一言でいうが、この道には数多くの様々な道がある。高速自動車道、行政が役割分担をしている道、一般 (国・県・市・町・村・農・林)道路、鉄道これも道である。私たちが人生を楽しく生きる為に突き進む「みち」これも立派な道なのです。子供から大人まで様々な道を歩き、立派な社会人として人生を送る道。みな誰にも語り尽くせない程多くの道を歩いて来たでしょう。
 私も小さい(四才)ころに兄(年子)と二人で二つ離れた集落へ母の使いで織ったばかりの莚を届けに行くことになり遠いけれど普通 の道をいけば良いのに兄は小さな私のために近道を選んでくれた。これが災難の道となる。たんぼの道は畦道である2・30メートル位 の所からドロンコ道になる。引き返せば良いのにせっかく来たのだからと無理をして転んではドロンコ度々転んで真新しい莚もしっかりドロ莚になり売り物にならなくなった。その莚を黙って引き取ってくれたのが商いを営むおばさんだった。黙っているんだよとおばさんは言ってくれた。後にそれがばれて母に叱られたこと、どんな事でも正直に言う子が好きだと母は言う。大きくなっても嘘ばかりを言ったり、人を騙すような事の無い人になれと。兄弟が母の前で膝を折り謝り涙した日を今、道を考えながら小さかった頃の自分と自分が今日まで歩いてきた道を思い浮かべながら一人の年寄りになるまで数多くの道草をして来た事。
 立派な人にもなれず、良い仕事もできなかったが人様に嫌われるような曲がった悪い道に入る事もなく平凡な人生の道草をむくんで来た。又黒松友の会の皆さんと道端で巡り会えた事も何かの縁かと思います。これからも息の長い道草を共に食むくんでいきましょう。

「黒松の香りを伝える、10年後の貫禄映える黒松並木を想像」 能代バイパス黒松友の会 会長 川村 四朗

就任にあたって
 このたび、はからずも予測だにしなかった本会の会長に推され、当惑しながらも、引き受けました。皆様と関係各位 のご指導、ご協力を頂いて微力ながら任務を全うしたいので宜しくお願い致します。

名誉会長の推薦について
 本年度の総会で会則改正により名誉会長が置かれ、会長の推薦事項になりました。
 早速初代会長の淺田さんの実績とご貢献を称えて推挙しました。淺田さんは名実共に本会の創始者として組織作りや「能代バイパス・ボランティア・サポート・プログラム」三者協定に調印をされました。そして独特なアイデアで諸活動を軌道に乗せられました。
 参加者の大きな拍手で就任されました。今後とも温かいサポートをお願い致します。
ささやかな夢と黒松友の会へ
(1)本会の目的の原点に返って「能代市の木」と至宝である黒松に誇りを持って国道バイパスの黒松並木の手入れに励み。「洋のカラー歩道と和の黒松の香りを伝える」のバランスで美しい景観を創りたいものです。それが市民は勿論、通 過する人々に一時でも、「心和む能代の黒松ロード」として全国至るところに運んで貰えれば有り難い。会員の望む所で、一石二鳥と思い嬉しいことです。
(2) 会員、個々人の趣味や特技でも木彫り細工・書道・水墨画・カラオケ山菜取りチャンピオン・ヘタの横綱等等多彩 です。もう既にそれらのお裾分けに「年齢の間を置いた」K・H・A氏の交遊を漏れ賜っている。そのような楽しい輪の広がりがドンドン期待される。また役員会で地域づくり情報誌「T−COM」に紹介された特色ある土地への視察の声も挙がった。そして会報「のしろ黒松」については、幸いにも事務局の中野さんは企画編集が抜群です。皆さんから多数の原稿を頂戴して会員相互の紙上交流も盛り上がれば、黒松友の会へ目指す一つの姿だと夢が膨らみます。
(3) 改めて、基本に置いては「能代バイパス・ボランテア・サポート・プログラム」三者協定の国交省能代河川国道事務所と能代市・本会との綿密な連携をはかりたい。そしてお互いに剪定の心技を教え合い、「黒松ハウスの有効活用」にも心がけたい。また作業中の安全と無事故を願い。心身ともに快い汗をかいて自らをリフレッシュできたら黒松のお蔭様と思います。
 独り善がりに「10年後の貫禄映える黒松並木の想像もまた楽しです。」宜しくお願い致します。

お知らせ

○春のせん定講習会
春のせん定講習会を次のとおり実施します。
日時:平成15年5月16日(金)午後1時30分
会場:能代山本広域交流センター 第2研修室
(今回は実際の松を教材にした実施講習を中心に行います。)

「退任にあたって」 能代バイパス黒松友の会 前会長・名誉会長 淺田 嘉美

 役員改選により会長職を辞すことになりましたので、本会の立ち上げに至った経緯に触れてみたいと思います。
 平成8年2月9日「風の松原」の自然林と整枝剪定された「黒松」を比べて見て貰えば、人と自然との関わりに関心を寄せて貰う事ができると共に、自然環境への改善に少しでも協力出来ればとの思いから「能代港黒松友の会」を結成しました。
 これらを手掛けていた或る日、能代バイパス歩道幅広工事を進めていた能代工事事務所から、植樹帯に植栽されている「黒松」の手入れをして見ないかと呼び掛けが有りました。
 第1回目の合同作業は平成11年6月29日・第2回目は9月24日と記録されています。(12名の参加)
 其の後、国土交通省が「ボランティア・サポート・プログラム」を提唱され、平成13年2月27日 三者による調印式が行われ今日を迎えた次第です。
 ついては、関係各位のご指導と仲間の皆さんのご協力により、何一つ心配する事なく、今日を迎えることが出来、衷心より感謝を申し上げます。
 また、改選を機に身に余る役に選任戴き、光栄に存じます。是からは、齢を重ねるだけですが、お役に立つ事が有れば喜んで参りますので宜しくお願い致します。
 関係者の皆さん有難う御座いました。最後になりましたが、各位のご健勝と会のご発展を御祈念申し上げます。

新会員紹介

 能代バイパスを日本一の黒松街道に、と始められたクロマツの植付け作業に私も2回ほど参加しました.その後、能代バイパス黒松友の会が発足し、見事に根付いたクロマツの手入れ活動をしていることは新聞報道等で知っていました。退職と同時に自然にかかわる活動に参加の機会を得たいと思っていた折に、浅田さんにお会いし友の会の活動内容等をつぶさにお話頂きました。
 能代の袴誇りである風の松原は、世界遺産の白神山地にも劣らぬ 貴重なものだが、松食い虫被害が侵入し始め、森林管理者、県、市等関係機関が懸命にその防除に取り組んでおり、商工会議所、市民団体等がその支援体制を立ち上げていること。バイパスのクロマツ幼齢木に松くい虫被害の危険が無い訳ではないが、手入れを続けることで守られるのではないか、又こうした活動を通 して、クロマツをはじめ樹木や、森林生態系についての理解も深まるのではないか。何といっても「市の木」であるクロマツを全市民で育て守っていくことが大切なことだ。等などでした。
 森林・林業・林産業に携わってきた一人として、深く感銘いたしました。少しでも役に立てればの思いで入会致しましたので、ご指導の程よろしくお願い致します。

大 高 一 成
林業技士(森林環境)
森林インストラクター


平成14年度総会開催される
 去る3月20日能代山本広域交流センターにおいて、能代バイパス黒松友の会平成14年度総会が会員18名の参加もとで開催されました。
 当日は、来賓として能代市都市整備部藤原正利課長ならびに能代工事事務所村上光雄道路管理課長を迎え、ご挨拶をいただきました。また、能代市長からもメッセージ(レタックス)を頂き、会場にて披露されました。
 議事では、平成14年度の各種活動経過について確認するとともに、平成15年度の活動の予定についても確認・了承されました。
 会則の変更については「道路管理に対する協力」に関する項目、「役員の新設」などについて提案され、原案のとおり了承されました。
 役員改選では会則の変更の了承に伴って、淺田嘉美名誉会長・川村四朗新会長の選出、ならびに7名の幹事の補充についても報告されました。議事の中で「総会で会員名簿を配布してはどうか。」という意見が出され、事務局からは「来年度は、配布するようにします。最近の名簿は次の会報送付の機会に合わせて全会員に送付します。」と回答がありました。

北羽新報 03年3月24日付記事より

4月1日付け人事異動「新能代国道維持出張所長 プロフィール」

氏 名 :戸嶋 守
生年月日:昭和32年4月10日
出身地 :由利郡大内町
ひとこと:生まれが内陸部に入ったところで杉林ばかりでした。黒松のことは、何も知りませんので、色々教えてください。

新役員名簿
新役員は次のとおりです

名誉会長 淺田嘉美  (新)
会 長  川村四朗  (新)
幹 事  野呂田秋子 (再)
幹 事  鈴木勝也  (再)
幹 事  加藤 隆  (再)
幹 事  福岡富男  (再)
幹 事  勝長幸四郎 (再)
幹 事  小林新吉  (再)
幹 事  原田勇一  (再)
幹 事  能登信夫  (新)
幹 事  工藤昭男  (新)
幹 事  斉藤 正  (新)
幹 事  船山末治  (新)
幹 事  工藤梅子  (新)
幹 事  高田行光  (新)
幹 事  田中 雅  (新)

お悔やみ
 去る一四年一二月二六日、会員番号二番 鈴木朝治さんが逝去されました。 謹んでご冥福をお折りいたします

編集後記
 先日の総会に出席された会員のみなさまにおかれましては、平日の開催にもかかわらず、ご参加頂き本当にご苦労様でした。
 おかげさまで無事総会を終了することができ、ホッとしているところです。
 能代工事事務所は、4月1日をもって能代河川国道事務所に名称変更しました。
 事務所長、3副所長が変わり、当能代国道維持出張所も戸嶋所長を迎えました。いわずもがな、川村新会長の就任も加えて、周りの全てが新しい体制のもとで進んでいく。といった感じです。
 能代バイパス黒松友の会も、次のステップに一段あがり、新たなスタートを切りました。

〒016―0121 能代市鰄渕字家の下19 能代国道維持出張所内 0185―58―2919
事務局 中野 博英 2003年4月15日

〒016−0802 秋田県能代市川反町9−3
電話番号/0185−52−6211・6212(代表)