平成14年 11月15日 第 2 号

もくじ
(1)秋晴れのもと秋の合同せん定会開催
(2)「黒松 所感」 能代バイパス黒松友の会 会長 淺田 嘉美
(3)随筆特集 〜今号は、会員の皆様からお 寄せ頂いた随筆を特集します。〜
(4)新会員紹介
(5)お知らせ
(6)春のせん剪定講習会 宿題の回答
(7)編集後記

秋晴れのもと秋の合同せん定会開催
 去る10月11日(金)、10月12日(土)の両日、晴れ渡る秋空のもと平成14年度・秋の合同せん定作業会が実施されました。
 第1日目に「黒松ハウス」前で開会式を実施し、能代国道維持出張所吉田所長、当会淺田会長の挨拶のあと記念撮影しました。そのあと、大塚講師から作業上の留意点について指導を頂き、一斉に作業に取りかかりました。 せん定会の両日は前日までの雨天から一転しての秋晴れとなり、ポカポカ陽気のもと参加者のみなさんは一年ぶりの「もみ上げ」の作業に快い汗を流しました。 今回は、2名の初参加の方やご夫婦で参加された方も複数組見られ、両日あわせて延べ約30人の方が参加されました。
 作業にあたられたみなさん大変御苦労さまでした。
住所 能代市川反町9−3
氏名 国土交通省東北地方整備局 能代工事事務所長 手塚 信弘

「黒松 所感」 能代バイパス黒松友の会 会長 淺田 嘉美
 古来松は、先祖の心の木として信仰されて参りました。
 それは、能舞台の背景、書画の題材、詩歌の樹木として、ひいては、お目出 度い木として、お正月の門松や庭園樹として日本人の感性を育んで来た事で しょう。
 このように私達の生活に溶け込み、文化と深く関わっている事は、今更申し上げるまでも御座いません。
 能代市の木「黒松」を題材に、整姿剪定し、「飾り松」として、背後地【風の 松原】の黒松の自然林との調和をはかり、其の景観を鑑賞して、生植物の生態について理解を深め、自然と人間との共生の在り方を学ぶこと。また修景環境の美化普及の一灯となり、感性豊かな郷土としての印象をより深められます。
 仲間の皆さん安全を最優先に、気楽をモットーに行きましょう
 平成14年10月5日

随筆特集 〜今号は、会員の皆様からお 寄せ頂いた随筆を特集します。〜
「生き甲斐づくり」〜風の松原の神秘に魅せられて〜 川村 四朗

 定年退職した平成元年5月であった。風の松原歩きを現職の時からの延長として毎朝約一時間程度続けていた。強風雨一過のその朝、旧営林署当時からの作業ハウス付近の坂の路上一帯がニセアカシアの花ビラで白一色の優雅さを演出していた。妻にも見せたく帰宅して共々カメラを携えて引き返えした。珍しい風景であったから「風の松原写 真コンテスト」に『アカシアのじゅうたん絨毯』と題して応募した。
 偶然にも入選した。“Wグループ”のNさんから「アダ!アングルのセンスが良いから是非オラホのグループに入会を!!」と無理やり遣誘われ、心無いままに会員となった。六十の手習いの始まりであった。
 風の松原野の朝歩きは通算22年目。写真歴は14年目でライフワークになっている。写 真では数度の挫折感をクリアした。
 四季折々、いや一日の中でも天候によって千変万化である。次にけんでん喧伝めいて気が引けるが事実である。風の松原の恵で撮らせてもらった一枚の写 真のドラマをたどってみる。
 平成6年能代市芸文協30周年記念事業「今を21世紀へわたしのフォト」に『風の松原 雪景色』を応募した。意外にも特選になった。
@同上30周年記念写真集の表紙の写真に採用された。
ASさんの新築祝に額装して贈呈したら、床の間に掲額された。嬉しかった。
B知人の娘さんへ京都のD大の入学祝にパネル張りにして贈呈。能代を忘れずのよすが縁にと願ってのことである。ご両親にも感謝された。
CAさんから絵ハガキにしたいからと頼まれて複製原版をお貸しした。100枚印刷したとか。礼状に10枚添えて送られご縁を感じた。
Dその絵ハガキが秋田市住の90歳のYさん(能代出身、市内で教師)に届いた。Yさんは甥70歳に頼んで絵ハガキと実際に風の松原にスケッチに来てふすま襖半分位 に描いて貰って表装してご自分の部屋に飾って、幼き頃を回想しているとお便りを頂戴した。奇縁に驚く。
E能代商工ニュース2001新年号の表紙にも印刷されて登場した。 一枚の写真が私の分身として親善大使の役割に感慨無量である。
夢はふくらむ、風の松原の品格と幻影の芸術作品を撮り残したい。自然体で気楽に!!
※ A〜Eの版権は市芸文協にあり、許可を得ております。

工藤 庄一

 我が家の生活、2人の子供は別生活です。今は、高齢の2人が1人前の事をしています。妻は家の掃除、小生は裏に小さな庭があるので、松の葉1本草1本を、健康のためと思い箸をもってピックアップしています。それでも足りなくて、近くの道路や、植樹桝の手入れをさせて頂いています。他人はどう見ているかも、そこで思う事は、どこの町並みも余り県や市にたよらないで、進んで自分達の周りは自分達で気配りすると、どんなにか美しく、気持ちよく道路を歩く人、車で通 る人達は、心々豊かになると思います。そこで去年、県のシルバーとハローワーク主催の造園の講習会に参加し、ほんの少し草木の視野が広がったところで、黒松友の会に入会させて頂いた訳です。今は本当に、上司方や会の人達にお世話になっています。念の為能代が良い環境になればと思っています。

「私のボランティア」 高田 行光

 転勤生活から退職後能代に居を構えました。小さい庭に小中学校の同級生盆栽名人でもある佐藤吉雄会員から松の木をいただきました。植木はどういうわけでどんな手入れをするのか興味があってこの会の一員に加えてもらいました。何度か集会に参加して工事事務所の係官、会長、講師の熱心な取組に敬意を表しています。大塚講師の話を聞いて分かったつもりでも、実際やってみるとモデルようなものは少なく右往左往、こんな事で果 たして役に立てるのか不安になりました。この期におよんで、うまず弛まずやるしかありません。そんな私に大きな期待は重荷になりますから、小さい期待にとどめていただきたく、お願いいたします。ボランティアといっても1年に2〜3日、お金や技術がなくても時間はありますから、雑用ならばもう少しお手伝いは出来そうです。

「能代黒松友の会 入会と紹介」 小林 新吉

 県北の村、上小阿仁から無一文で出て来て40数年に成る。人生の半数を過ぎようとする年代で結婚、荒波の中でもがきながら能代の住人に成ろうと必死だった。だが、今だに成りきる事が出来てないらしい。本人はなんとか出来てると思うが、友人の言葉を借りると、殆どゼロだそうです。飲み食いは当然ながら能代人への付き合い方をもっと、もっと良く学ばなければならない(?)だそうです。ならば、小さい時からドブロクで親父共に鍛えられた自分だ。飲むことから始めるが、50才でダウン。以来アルコールと縁を切るハメになった。
 人との付き合いはと言えば、元々傘の台が悪いので、利口に立ち回る事不得手、能代の住人と付き合うには、自分から積極的に人様と接する事が一番と悟り、皆さんのグループに加えて戴く事に成りました。厄介者がと言う事なく仲間の一員として、また、能代人に近付けるよう御指導の程お願い致します。

田村 清

 国道7号線を通る人達に黒松並木の美しさと心をなごます花だんの花でむかえいれ、能代の地に入った時、能代住民の心のやさしさを知って戴き、能代の地を生涯良き思い出の地として心にとどめて戴けることをご期待申し上げます。

工藤 梅子

 風雪にも耐え、自然そのままを物語ってくれる松を観ては、松のごとく強く、たくましく生きていきたいな・・・と思わされる今日この頃です。男は松、女は松にからまる藤にたとえ、男性に女性がからまる。という昔のことわざを耳にしたことがあります。松は、男性だけではなくして、女性にも松の善さを知ってもらい、緑で継ごう「黒松友の会」に参加して下さることを願っております。
 人と人との和を大切に!!
 この道、この川、託す未来、能代の町、バイパス街道松並木、一息一呼吸、一日の安らぎを求められる能代をアピールしていきたいと思います。

原田 勇一

 37年間の勤務生活を終えた時、なれない生活にとまどいましたが、幸い我が家にはいくらかの田畑があり、庭もありましたので、マイペースでやる事によってだんだんなれてきました。日曜日だけの農作業、そして合い間をみては庭の木の剪定をして良くやったものだと若い頃を懐かしく思います。仲間との交流も少なくなった時、黒松友の会に入会できて楽しくやっています。自己流だった自分の庭もどうにか見映えがしてきました。黒松バイパスを通 る時、今迄とは違う見方で通るようになった自分です。

加藤 隆

 皆さん、ガーデニングって知っていますか? ガーデニングは、私と妻のたった一つの共通 の趣味です。ガーデニングの延長線上に黒松の手入れが有る様に思います。趣味が多く、休みもなかなか取れない私ですが、時間の許す限りこれからも皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います。現在庭作りの最中で、レンガを庭に敷いているところです。近くに来たら、ぜひ一度見学に来てください。

※今号で紹介できなかった原稿は次号で紹介します。

新会員紹介
秋の合同せん定会前講習会から次の7名のみなさんが新たに入会されました。
@氏名 Aお住まい

  @ 今野 正勝    A能代市浅内
  @ 佐藤 博一    A能代市青葉町
  @ 阿波野 俊孝   A能代市向能代
  @ 平川 精     A能代市昇平岱
  @ 飯塚 国夫    A能代市昇平岱
  @ 桜庭 エミ子   A峰浜村水沢
  @ 平川 保蔵    A能代市中和

上記の方を加え、10月28日現在、会員数55名になりました。

お知らせ

○黒松ハウスの通電について
詳しい日時は未定ですが、平成14年中に黒松ハウスに電気が通 電する予定です。 電動工具などが使用可能になる見込みです。
○黒松ハウスのカギについて
会員の方で黒松ハウスのカギをお持ちでない方は事務局まで申し出下さい。 お配りしております。
○担当松と松の位置について
1)現在約150本の松がありますが、担当者と松の位 置が分かるものが有りませんでした。そこでどの場所の松をだれが担当しているか明示し、黒松ハウス内に掲示しています。お忘れの方、自信の無い方は確認をお願いします。
2)担当の松の本数が多くて負担になっている方はいらっしゃいませんか?無理をされずに気軽に事務局に申し出下さるようにお願いします。

○ オリジナルベスト等について
当会オリジナルのベストと帽子が会員の定員を超えたことによって不足しています。追加で作成中ですので、まだもらっていない方は事務局まで申し出ください。
○規律を守って安全に
沿道の黒松を美しく保ち、会員のみなさんが楽しんで健康的にいつまでも活動できるよう規律を守り、安全に心がけて気長にやっていきましょう。 なんでも聞いてください 友の会のことで分からないことは事務局までなんでもお問い合わせください。 問い合わせ先は本紙末尾の所にあります。


春のせん剪定講習会 宿題の回答
 春の剪定講習会において配布された「どの枝をきるべきか?」の問題の解答です。 みなさん正解でしたか? 大判のコピーと解説がほしい方は事務局までご連絡下さい。

編集後記
 随筆の冒頭に「生きがいづくり」と題して寄稿頂いた川村四朗さん。多数の受賞の経歴があるとお聞きしていますので写 真の腕前はかなりのものとお見受けします。今度機会があれば本紙でも紹介したいと思います。 私も先日の合同せん定会で初めて「もみあげ」に挑戦しました。いざ松の木に向かうとどの枝が不要なのか、どこまで松葉を取ればいいのかとまどうばかりでした。でもやりはじめたらハマルハマル。12日の午前中で作業が終わらず、翌週の日曜日に更に半日かけてようやく終わらせました。お門違いに、「あぁ早く春の緑摘み早くやりたいなぁ」と思う今日この頃です。 最近「アメリカがイラクを攻撃する」だの「北朝鮮がミサイルの射程を日本から外さないことにする」だのと、きな臭い話題が消えることがありません。松は平和だからこそ手入れができる。松は平和のシンボルのひとつだと私は考えます。日本と世界の平和を願い、未来の子供たちに「松」という文化を伝えていければいいなと思います。
〒016―0121 能代市鰄渕字家の下19 能代国道維持出張所内 0185―58―2919
事務局 中野 博英
2002年9月15日

〒016−0802 秋田県能代市川反町9−3
電話番号/0185−52−6211・6212(代表)