平成13年01月06日
国土交通省 能代工事事務所
平成11年度 米代川流域植物調査結果

米代川調査結果 比較表
分類群
前回種数
(平成6〜7年度)
今回種数
(平成11年度)
シ ダ 植 物
28種
30種
裸 子 植 物
6種
5種
被 子
植 物
双 子 葉 植 物
409種
413種
単 子 葉 植 物
161種
162種
合   計
604種
610種

米代川水系で確認されたのは、610種

 平成11年度に行われた植物の調査は、初夏(7月中旬〜7月下旬)、夏(8月中旬〜8月下旬)、秋(9月上旬〜10月中旬)の3回にわたって実施しています。 調査地点(別紙参照)は、米代川水系の18地点です。 今回の調査により確認された種の数は、水系全体で610種です。 また、前回この調査が行われた平成6〜7年度の調査結果と比較すると、水系全体で前回は604種であり、前回調査とほぼ同数の種が確認されています。
特定種は24種類確認し、その内米代川を代表するものとして「ミクリ」(環境庁レッドリスト:準絶滅危惧)を16地点、「ナガエミクリ」(環境庁レッドリスト:準絶滅危惧)を、4地点において確認

 今回の米代川水系での調査では、特定種(注)として「エゾノキヌヤナギ」「ノダイオウ」「オカヒジキ」「ナガミノツルキケマン」「コモチマンネングサ」「ノハラクサフジ」「クロビイタヤ」「セナミスミレ」「フサモ」「スズサイコ」「キクムグラ」「ハマベンケイソウ」「オオマルバノホロシ」「サジオモダカ」「クロモ」「エビモ」「ヒロハノエビモ」「ツルボ」「ミズアオイ」「ミクリ」「ナガエミクリ」「クロアブラガヤ」「ハマボウフウ」「コウホネ」24種の注目すべき種が確認されています。
  「ミクリ」は、環境庁レッドリストの準絶滅危惧種であり、米代川流域には分布域が多く、生育も良いため今回16地点で確認されました。今後河川改修などにより消滅しないように注意する必要があります。 「ナガエミクリ」は、環境庁レッドリストの準絶滅危惧種であり、米代川流域には分布域が少なく、今回調査では4地点において確認されました。今後河川改修などにより消滅しないように注意する必要があります。

注)本調査で示している特定種とは、天然記念物、種の保存法指定種、レッドリスト・レッドデータブック掲載種など、学術上の観点から重要と考えられる種を対象としています。

*なお、今回の調査にあたっては、河川水辺の国勢調査アドバイザーである、井上正鉄秋田大学教授に調査方法、同定等の指導をいただきました。



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