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9月17日豪雨による災害復旧事業(15箇所、18.2億円)が採択

米代川における被災箇所の災害復旧工事を実施します

 前線の影響により秋田県全域で9月15日夜から降り出した雨は、米代川流域に18日12時頃まで降り続き、北秋田市中森で総雨量337mmを記録しました。
 これに伴い、米代川の各水位観測所では、はん濫危険水位を超過し、特に二ツ井水位観測所(能代市)では計画高水位を上回り既往最高水位を記録し、各地で甚大な被害を受けました。
 これを受けて、東北地方整備局能代河川国道事務所では国管理区間において、堤防漏水対策・河岸洗掘対策等計15箇所約3,050m・総額18.2億円を災害復旧事業として、11月12日付けで財務省より採択されました。今後は、これら被災箇所の復旧を進めていきます。

 直轄河川災害復旧事業を能代河川国道事務所管内15箇所(17.6億円)で実施します。
 また能代市における1被災箇所においては、再度災害防止対策の十分な効用を計るため、直轄河川災害関連緊急事業(0.6億円)も同時に行うことで、被災箇所の復旧のみならず、当該一連区間の河道の安定化を図ります。
 具体的には、堤防法面崩落・漏水箇所における高水護岸、既設護岸破損・河岸洗堀箇所における低水護岸及び根固工を実施します。

◎被災箇所内訳

河川名
市名
被災
箇所数
被災内訳
直轄河川災害復旧事業
直轄河川
災害関連緊急事業
米代川
能代市
11箇所

2,680m
堤防法面崩落
高水護岸 約100m
高水護岸 約100m
堤防漏水
高水護岸 約1,160m
 
既設護岸破損
低水護岸 約200m
 
河岸洗堀
低水護岸 約1,120m
 
大館市
4箇所

370m
堤防法面崩落
高水護岸 約80m
 
既設護岸破損
低水護岸 約270m
 
河岸洗堀
低水護岸 約20m
 
合計
15箇所
3,050m
18.2億円
高水護岸 約1,340m
低水護岸 約1,610m
計 約2,950m
17.6億円
高水護岸 約100m
0.6億円

資料
・採択箇所(被災箇所)位置図
・平成19年9月17日〜19日 前線性豪雨による出水の状況(能代市扇田地区:堤防法面崩落、能代市二ツ井町荷上場地区:河岸洗掘、大館市板沢地区:堤防法面崩落)


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