▼参考資料
歴史的観光施設と歴史的景観

■大山家住宅■(八竜町)

 幕末から明治の初めころにかけて建てられたとみられる、入母屋造り・茅葺の住宅。こけら葺の庇、寄棟造り・茅葺の中門もついている。建築史上貴重な建物として国指定重要文化財。大山家は江戸時代、村役の家柄だったという。
 
八竜町鵜川に残る大山家住宅

■檜山城跡■(能代市)

 中世末から慶長年間(1596〜1610)にかけての檜山安東氏の居城跡。霞城、堀内城とも呼ばれた。蝦夷式中世山城の典型とされる堅牢な構えで、城の西にある支城・茶臼館跡、北西にある大館跡、北東にある菩提寺・国清寺跡を含め国指定史跡になっている。
 
檜山城址からのぞむ能代市街地

■風の松原■(能代市)

 幅約1km、総延長約14kmのエリアに700万本のクロマツが林立。海風による飛砂被害を防ぐために苦闘した、先人たちの遺産である。「天橋立」「虹の松原」などと並び日本の五大松原のひとつといわれ、「21世紀に残したい日本の自然100選」にも選ばれている。

 
能代市のシンボル風の松原

■檜山追分旧羽州街道松並木■
(能代市)

 桧山から鶴形に向かう旧羽州街道の道筋に、推定樹齢約200年のクロマツが並んでいる。旧街道の松並木がまとまって残っている例は秋田県内には少なく、県指定史跡になっている。この松並木の外れが、羽州街道から分かれて能代に向かう野代道(能代道)との分岐だった。

 
樹齢200年の黒松が残る
旧羽州街道松並木


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