▼参考資料
自然景観

■白神山地■(八森町・藤里町)

 白神山地とは、秋田県と青森県にまたがる約13万haにおよぶ広大な山地帯の総称。この中で特に原生的なブナ林で占められている区域は、1992年に環境庁(現環境省)による自然環境保全地域の指定を経て、1993年12月、屋久島(鹿児島県)とともに日本で初めてユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産条約-自然遺産に登録された。
 世界遺産条約は、正式名称を「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」といい、その目的は「国境を超えて世界的な価値を持ち、人類共通の財産と言える貴重な自然や文化を守ること」にある。
 自然遺産に登録されたのは、白神山地全体の中で秋田・青森県境の16,971ha。このうち核心地区(コアゾーン)と呼ばれる10,139ha(秋田県側4,344ha、青森県側12,627ha)は、原則として入山禁止区域となっている。
 白神山地の特徴は、世界最大級といわれるブナ原生林が残っていることで、この森林地帯を基盤として多種多様な動植物が生息し、イヌワシやクマゲラなどの希少な鳥類や、ニホンカモシカ、ニホンザル、ツキノワグマ、ホンドオコジョなど県内に生息する哺乳類のほとんどが確認されている。
 藤里町には、世界遺産地域の保護管理と自然環境の調査研究を推進するため整備された「白神山地世界遺産センター・藤里館」があり、展示室の資料コーナーなどで自由に白神山地の情報を得ることができる。


白神山地展望
藤里町岳岱のブナ原生林

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