▼県北の交通史
6)日本海中部地震


能代港の岸壁を超える
高さ5m以上の津波


避難する人
(能代工事事務所前)

   1983年5月26日午後0時18秒、秋田県能代沖100kmを震源とする大地震が発生した。
マグニチュードは7.7。日本海側で発生した地震としては最大級のもので、秋田市と青森県深浦町で深度5(強震、青森市と盛岡市など)で深度4(中震)であった。能代市は被害状況などから震度5かそれ以上の激しい揺れと推定されている。
 地震による死者は能代山本地区だけで57人能代港の岸壁を超える高さ5m以上の津波(全国で104人)を数えた。住宅の全壊は854棟(全国で1,570棟)。死者・住宅の全壊とも全国の五割以上を占めたことから、能代山本地区は最大の震災地だったと言えよう。
 いつのころからか「日本海には津波はない」と、いう誤った認識が沿岸住民に根付き、それが被害を拡大したことは否めない。地震による秋田県全体の死者数は83人であり、津波の犠牲者はこのうち79人にものぼった。

 地震発生後、至るところで陥没、隆起、亀裂が走り、道路、鉄道等の交通網が寸断された。


地震により盛り上がった
能代バイパス

 


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