事業概要
1 鳴瀬川の概要
 鳴瀬川(なるせがわ)は源を宮城(みやぎ)山形(やまがた)県境の船形山(ふながたやま)に発し、奥羽(おうう)山系の山水を集めて東へと下り、途中、田川(たがわ)多田川(ただがわ)新江合川(しんえあいがわ)などと合流し、大崎(おおさき)平野を貫流していきます。また、大崎市鹿島台(かしまだい)北泉ヶ岳(きたいずみがたけ)から発する右支川の吉田川(よしだがわ)と併流しながら東松島(ひがしまつしま)市で合流し石巻(いしのまき)湾に注ぐ、幹川流路延長約89km、流域面積約1,130km2の宮城県内有数の一級河川です。

- 流域の特徴 -
  • 鳴瀬川流域の降水量は平野部で1,200mm程度、奥羽山脈の東側斜面では、2,000mm程度を越える多雨地域
  • 鳴瀬川の三本木(さんぼんぎ)下流、吉田川の落合(おちあい)下流は河床勾配が急に緩やかになっており、氾濫被害が発生し易い地形であるとともに、周囲を山地に囲まれているため、氾濫すると排水に長時間必要
  • 土地利用は、流域の約3割の平地のうち約7割が水田として利用され、ブランド米であるササニシキ、ひとめぼれなどの国内でも有数の穀倉地帯
2 鳴瀬川総合開発事業
 鳴瀬川水系の河川改修事業等は「河川整備基本方針」「河川整備計画」に基づき、河川の特徴や問題点を踏まえつつ、流域に住む人々の生命と財産を守るため河川管理施設等の整備を行うとともに、維持管理や良好な河川環境が保全されるように実施しています。
 鳴瀬川総合開発事業では、この河川整備基本方針及び河川整備計画に基づき「筒砂子(つつさご)ダムの建設と漆沢(うるしざわ)ダムの治水専用化」を実現します。現在は、ダム建設に関する基本計画の策定やダム本体及び関連施設等の設計検討、環境影響評価法に係る環境調査とその手続きなどを行っています。
【 ダムの位置 】
【 ダムの貯水容量配分と諸元 】
〔 注意 〕 現在、計画中であり今後の検討により数値・図表を変更する場合があります。
【 新しいダム形式 「台形CSG」 】