建物用語集

ドアクローザー:
 扉上部に付ける、肘を曲げたような形状の金物。扉が閉まる速度を調整して、静かに閉める装置。ドアチェックともいう。

樋(とい):
 屋根の雨水を集めて排出するための通り道になる部材。設置箇所により、溝型や円筒状などを使い分ける。固定している金物が壊れると、途中で水がこぼれて正しく流れなくなる。

透水性舗装(とうすいせいほそう):
 舗装の材料に、水を透過するものを使用した舗装。水たまりの解消に効果がある。また、雨水を地下に供給する効果もある。

通り心(とおりしん):
 図面に描かれている柱や壁の中心線。面積などの算定にも使用する。

独立柱(どくりつばしら):
 壁が付いていない柱。

塗膜防水(とまくぼうすい):
 塗布した液体が硬化することにより、防水皮膜を形成する防水方法。

ドライエリア:
 地下に部屋がある場合に、採光、換気、機械搬出入などのために、地下外壁廻りに設ける空堀

トラス:
 三角形の組み合わせを基本とした骨組み構造。木造や鉄骨造の屋根などにおいて、効率的な構造として多く採用されている。

トラップ:
 悪臭や不衛生な物質などが、排水管を逆流して上がってくるのを防ぐ装置。代表的な例として、手洗い器の下部の配管を湾曲させたS型トラップがある。常に水が溜まる仕組みにすることによって、臭いなどの遡上を防ぐ。長期に水が流れないことによって水が無くなるとその効果を失う。また、排水中の油分を取り除く油トラップなどもある。

トラバーチン:
 不定形の小さな穴が無数に空いた化粧石膏ボードの種類あるいは模様を指すことが多い。本来は大理石の虫食い模様。

トラフィックペイント:
 駐車場の区画線などに用いる、耐摩耗性、耐候性の大きい塗料。

取り合い(とりあい):
 部材同士が接続、近接する部分、またはその状態。<サッシとタイルの〜> 類:納まり

ドレン:
 雨水や雑排水などを排水管へ導く管や溝。冷暖房設備から発生する結露水や蒸気の水滴。

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