地元小学生と『水質調査』を行いました!
-飯豊町立手ノ子小学校- -飯豊町立添川小学校-
7月17日(水)、白川ダムビジョン推進会議主催による白川の水質調査を行いました。 今年度は、午前中は手ノ子小学校3·4年生9名、午後は添川小学校4年生8名の参加により一日で実施し、手ノ子小は白川ダムの上流(上原橋付近)と下流(西高峰橋付近)の2ヶ所、添川小は白川ダムの下流(飯豊橋付近)でそれぞれ『パックテストによる簡易水質調査(pH、COD)』と『水生生物による水質調査』を行いました。
添川小の児童の皆さんについては、これに先立って前日に当支所から職員が学校に出向き、「どうして水質調査が必要なのか?」など説明を受け、水質調査の目的を事前に学習した上での調査となりました。
調査当日は、じめじめと蒸し暑い中でしたが、児童の皆さんは暑さに負けず元気いっぱいです。
開会式の様子(左が手ノ子小·右が添川小) ダムビジョン推進会議の小川会長の挨拶と職員の自己紹介 |
開会式のあと、スクールバスに乗り調査場所に移動します。 水質調査の目的や注意事項などをしっかり聞いてから調査を始めました。
パックテストによる水質調査の様子(西高峰橋付近/手ノ子小) |
パックテストによる水質調査の様子(飯豊橋付近/添川小) |
チューブに水を入れると中に入っている試薬と反応し、ピンクや紫、黄緑色などに色が変化することに驚いたり、水の中に生息している生物を見つけては歓声を上げたりと、強い関心を持って調査していました。
※CODでは『水の汚れがどのくらいか?』、pHでは『水が酸性か中性かアルカリ性か』がわかります
続いて、水生生物による水質調査を行いました。 県の『環境科学研究センター』の職員さんから調査の目的や方法について説明を聞きました。
水生生物による水質調査の様子(上原橋付近/手ノ子小) |
手ノ子小の児童の皆さんの水生生物による水質調査は、白川ダムより上流に移動して行いました。 又、パックテストでの水質調査も行い、ダム下流での結果と比較をしました。
水生生物による水質調査の様子(白川橋付近/添川小) |
見つけた生き物の種類と数を調べて、しっかりと記録します。 住んでいる生き物の種類によってその川が『きれいな水』『少しきたない水』『きたない水』『大変きたない水』なのかどうかを判断することができます。 手ノ子小、添川小両校の児童たちの調査の結果、白川は『きれいな水』だということがわかりました。
感想を発表してもらいました(^o^)丿(写真左が手ノ子小児童、右が添川小児童) |
最後に、児童の皆さんがこの水質調査を経験してわかった事や水の大切さ、このきれいな川を維持していくためにこれからどうしたら良いのか、自分たちに何ができるかなど感想を発表していただきました。
暑い中、最後までしっかりと調査を行うことができました。 皆さんありがとうございました。
参加者全員で記念写真(^_^)v (写真左が手ノ子小の皆さん・右が添川小の皆さん) |
白川ダムビジョン推進会議では、白川ダム水源地域の活性化に向けた取組を実現していくための活動を進めていきます。地域の皆様のご協力·ご参加をお待ちしています。
白川ダムビジョン推進会議事務局:飯豊町商工観光課(0238-72-2111)
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