白川湖体験巡視の事前運航を行いました
白川ダムビジョン推進会議が主催する「白川湖体験巡視」を実施するにあたり、前日の5月12日(土)に、白川ダム水源地域の飯豊町中津川地区の皆さんと、巡視コースの状況や巡視ポイントを確認するための、事前運航を行いました。
「白川湖体験巡視」は、平成23年度から毎回多くの人に参加していただいています。 体験巡視を担当する白川ダム管理支所では、事前に巡視コースで支障となる枝葉を伐採したり、雪融け水と一緒に流されてくる流木を引き上げたり、準備作業を行っていますが、今回の事前運航では、中津川地区の皆さんに、本番前の体験巡視のコースを一緒に確認することで、新たな水源地域の魅力を発見していただき、今後のビジョン活動や地域作りの一助になればということで、実施しました。
当日は、中津川地区の皆さんや関係者、報道関係者を含め18名が参加し、午前中に合計3回の事前運航を行いました。 中津川地区の皆さんの中には、当日のマラソン大会のスタッフになっているため、毎回体験巡視に参加できず、今回の事前運航を楽しみにしていたという人もおられました。 また、県内だけでなく全国的にも知られるようになった「白川湖の水没林」を間近に見ることができ、今回の様子をSNSにアップして、もっとPRしていきたいと言っていただくなど、盛況のうちに終了しました。
今回の事前運航で、地元に住んでいながら、白川ダムの施設をご覧になったことが無い方がいることを知ることができました。 今後も、いろいろな機会を通じ、まず地元の人から白川ダムを知っていただく取り組みを進めていきたいと思います。
出航前にダム運用について説明しました | 体験巡視に出発します |
体験巡視ルートとして水没林の中を進む巡視船