白川ダム放流通報連絡会が開催されました

ダムから水を流す場合の連絡体制や事故防止を再確認

ダムから水を流す場合の情報連絡体制や関係機関との連携について話し合う「白川ダム放流通報連絡会」が4月18日、置賜総合支庁西庁舎 会議室において開催されました。

これは、大雨や台風の本格的な出水期を迎える前に毎年実施されているもので、今年度も関係機関(山形県・長井市・飯豊町・長井警察署・西置賜行政組合消防本部・山形県企業局・土地改良区・JR・山形河川国道)の出席のもと、ダムからの放流による河川での災害・事故防止に万全を期すために、ダム放流通報の周知徹底や洪水時の連絡体制について、話し合われました。

【事務所長 あいさつ】 【ダムの水の運用や放流時の説明】
【事務所長 あいさつ】   【ダムの水の運用や放流時の説明】

【参考情報】

H24年度の洪水調節実績
洪水日 流域平均
累加雨量
最大流入量 最大流入時
放流量
調節量 調節総量
H24.5.3 ~ 5.4
58 ㎜
約 260 m³/s
約 200 m³/s
約 60 m³/s
約 950 千m³

洪水調節とは、ダムに流れ込む水を一時貯め込んで下流河川の増水を低減させる操作のことで、白川ダムの場合、流入する水量が200m³/s以上の場合に実施します。

【白川ダムからのお願い】

ダムから水を流す場合や量を大きく増やす場合には、警報所のサイレン及び警報車による警報を実施していますが、聞こえない場合や、気付かないうちに河川の水位が上昇することも考えられますので、川に入る場合には常に水位の変化に注意して、水が増えてきたらすぐに川からあがるようにお願いします。



警報板


放流を知らせる警報板。
113号手ノ子橋と287号白川橋の2ヶ所に設置しています。
【手ノ子橋の警報板】
    【手ノ子橋の警報板】