地元小学生との『水質調査』が行われました! (白川ダムビジョン推進会議)

~手ノ子小学校・中津川小学校、添川小学校~

白川ダムビジョン推進会議による地元小学生との水質調査が行われました。

実施内容: 事前学習 7月 9日(月) 手ノ子小学校、添川小学校
  水質調査 7月11日(水) 手ノ子小学校・中津川小学校
    7月12日(木) 添川小学校(雨天により長井ダム見学)
    10月2日(木) 添川小学校
参 加 者: 手ノ子小学校 4年生14名、中津川小学校 6年生1名
  添川小学校 3年生9名・4年生9名 ほか担任の先生など

河川での水質調査に先立ち、事前学習として当支所から職員が学校に出向き、「水質調査について知ってみよう」と題して、出前講座を行いました。これは、小学校の方から「どうして水質調査が必要なのか」、「水質調査をすることで何が分かるのか」などを事前に生徒達に教えて欲しいという要望にお応えしたものです。

みんな真剣に聞いていました(左は手ノ子小学校、右は添川小学校の様子) みんな真剣に聞いていました(左は手ノ子小学校、右は添川小学校の様子)
みんな真剣に聞いていました(左は手ノ子小学校、右は添川小学校の様子)

児童達からは、飲み水が中性だということがわかったなどの感想のほか、きれいなところに育つ植物はなんですか?などの質問もありました。

~手ノ子小学校・中津川小学校編~

7月11日、手ノ子小学校の4年生14名と、中津川小学校の6年生1名の、合計15名の児童と一緒に、白川ダムの上流(上原橋上流・どろっこ橋上流)の2地点で、パックテストによる水質調査(pH、COD)と水生生物の生息状況の調査を行いました。児童達は、長グツに水が入る事もおかまいなしに川に入り、たくさんの水性生物を捕まえ、楽しそうに調査を行っていました。水生生物調査ではカワゲラやヒラタカゲロウなど、きれいな水にいる生き物を数多く捕まえました。

白川ダム支所長のあいさつ 網や水中メガネで調査(上原橋)
白川ダム支所長のあいさつ   網や水中メガネで調査(上原橋)
     
生物の種類から水のきれいさを調べます 調査中(どろっこ橋上流)
生物の種類から水のきれいさを調べます   調査中(どろっこ橋上流)

~添川小学校編~

7月12日、添川小学校の児童達と飯豊橋付近他で水質調査の予定でしたが、早朝から降雨があり、調査ができない状態だったため、代わりに長井ダムの施設見学を行いました。長井ダム職員の方に解説していただきながら、ダムの役割を勉強したり、ダム天端を実際に歩き、展望台からの眺めを楽しみました。

ダムの役割を勉強中 天端展望台からダムの高さを実感
ダムの役割を勉強中   天端展望台からダムの高さを実感

7月の水質調査は、雨天により中止でしたが、10月2日、添川小学校3年生9名・4年生9名の合計18名の児童と一緒に白川ダムの下流(飯豊橋付近)で水質調査を実施しました。この日も生憎の雨でしたが、霧雨程度であり、前日の台風の影響もあまり無く、水量も安定した中での調査となりました。

出発式の様子 生物を採取中です
出発式の様子   生物を採取中です
     
採取した生物を調べます 児童から感想の発表
採取した生物を調べます   児童から感想の発表

調査の内容は、手ノ子小学校、中津川小学校と同様にパックテストによる水質調査(pH、COD)と水生生物の生息状況の調査を行いました。調査時期が秋と言うこともあり、見つけられる生物は限られていましたが、この時期としては、たくさんの生物を発見することが出来ました。最後に児童達から、「下敷きにある生きもの以外に(※下敷きには指標生物が掲載されています)、不思議な生きものがたくさん見つかって良かった」などの感想の発表がありました。

雨天で順延となっていました添川小学校の水質調査も無事終了し、白川ダムビジョン推進会議が主催する水質調査は、今年度はこれで終了となります。

白川ダムビジョン推進会議では、白川ダム水源地域の活性化に向けた取組を実現していくための活動を進めていきます。地域の皆様のご協力ご参加をお願いします。
白川ダムビジョン推進会議事務局:飯豊町総務企画課(0238-72-2111)