白川ダムビジョン推進会議による地元小学生との「水質調査」

(手ノ子小学校・中津川小学校)

7月6日(月)、白川ダムビジョン推進会議による地元小学生との水質調査が行われました。手ノ子小学校の4年生9名と、中津川小学校の3年生~6年生7名の、合計16名の児童と一緒に、白川ダムの上流(上原橋上流・どろっこ橋上流)・下流(西高峰橋上流)の3地点で、パックテストによる水質調査(pH、COD)と水生生物の生息状況の調査を行いました。

先週の金曜日・土曜日に降った雨の影響で川が濁っており、下流地点での調査は足元がほとんど見えないくらいでしたが、上流に行くにつれてだんだん濁りがなくなっていき、一番上流の地点では深い所も川底まで見えるくらい透明になっていました。水生生物調査ではカワゲラやヒラタカゲロウなど、きれいな水にいる生き物を数多く捕まえ、白川の水質のよさを実感できました。

調査を行ってくれた小学生のみなさん 水質状況調査中(西高峰橋上流)
調査を行ってくれた小学生のみなさん   水質状況調査中(西高峰橋上流)
     
皆で生き物を探します(上原橋上流) 捕まえた生き物を調べます
皆で生き物を探します(上原橋上流)   捕まえた生き物を調べます

履いていた長靴の中が水浸しになっても生き物を見つけようとする児童もおり、水質調査や水生生物調査を通して、川遊びの楽しさも十分に伝えることができました。

閉会の際、各校代表児童からの調査の感想発表では、「たくさんの生き物が見つかって嬉しかった」「場所によって水質の違いがあることがわかった」など、川遊びの楽しさを知ってくれたこと、水質に関心を持ってくれたことがよく分かる発表がありました。今回児童の皆さんは、記録係やパックテスト係など役割を分担し、互いに教えあい仲良く調査を行っている様子が見られました。この水質調査を通して、環境や水質の保全に対する興味・関心に加え、各小学校間の“つながり”を深めることができたと思います。これからも他の小学校などへ活動の輪を広げながら、継続して行っていきたいと思います。

長靴が水浸しになっても気にしません(どろっこ橋上流) 各校代表の児童から感想発表
長靴が水浸しになっても気にしません(どろっこ橋上流)   各校代表の児童から感想発表
【位置図】
【位置図】

白川ダムビジョン推進会議では、白川ダム水源地域の活性化に向けた取組を実現していくための活動を進めていきます。地域の皆様のご協力ご参加をお願いします。
白川ダムビジョン推進会議事務局:飯豊町総務企画課(0238-72-2111)