オイルフェンス設置の訓練をしました
油類の取扱には十分注意して下さい!
【白川ダム全体図】 |
6月29日(月)に白川ダム湖で油等流入による水質事故が発生した場合を想定し、飯豊町、緑のふるさと公社、白川ダム管理支所の職員及び今年度白川ダム周辺施設の維持管理を請け負っている樋口建設の作業員でオイルフェンスの設置訓練を実施しました。
写真の赤い建物が農業用水等への取水設備で、油がダムより下流に流れないようにフェンスで囲う訓練を行いました。ダム湖に貯まった水は農業用水などに利用されており、下流に流れた水は水道用水にも利用されます。万が一、水質事故が発生した場合には迅速な対応が重要で、白川ダムでは今回のような訓練を毎年実施しています。
【(1)オイルフェンスを接続】 | 【(2)ボートを使用しオイルフェンスを移動】 | 【(3)設置完了】 |
水質事故の発生要因は、ホームタンクからポリタンク等に灯油を給油する際の作業ミス、貯蔵タンク・送油管設備などの老朽化、交通事故などによる燃料漏れ等、不注意や日々の点検をきちんと実施していれば防げるものがほとんどです。さらに水質事故が発生した場合には、油等回収に使用した資材人件費用は全て原因者が負担することになります。事故の程度によっては50万、100万の高額な代償を支払わなければならない場合もあります。
水質事故が発生したら最寄りの役場や消防など関係機関にすぐ連絡しましょう。白川ダム湖において水質事故、水質異常等を発見した場合には直ちに白川ダム管理支所(0238-75-2131)まで連絡お願いします。