地域の方と河川環境の勉強会をビジョンで実施!

支障木伐採やフットパス整備に向けた勉強会を開催

白川ダムビジョン推進会議では、来年度の事業として予定している白川の支障木伐採やフットパス整備を効果的に実施するため、2月2日(土)に白川沿川である飯豊町高峰地区住民の方々を交えた勉強会を開催しました。

まずは、これまでの白川ダムビジョン推進会議の活動を地区のみなさんに紹介した後、他の地域で行われているフットパス整備や河川環境づくりの事例、白川ダム直下流の河川環境の現状(支障木の繁茂、中州の発達、河床の低下・泥付着など)や、それに対する改善案などについて学びました。その後、皆でバスに乗り、白川沿いの現地調査を行い状況の確認を行いました。集会所に戻り自由討議に入りましたが、住民の皆さんからは子供のころの思い出話なども交えた多くの意見が出され、実際に白川に接して生活している住民の方々だからこそ分かる課題や河川利用の実態など、今後の整備を進めるに当たって、たいへん参考になる情報を頂きました。

これから勉強会を開催します 勉強会の様子
これから勉強会を開催します   勉強会の様子
【主な意見】
  • 昔は川の遊びの中で川とのつきあい方や遊びを教わっていた。
  • 水害により川の拡幅や堤防が整備されたこともあり、川に近づきにくくなった。
  • 水量が安定し変化が少なくなったため、川幅や流れが固定化されている。そのため、河床の岩盤が露出したり護岸が洗掘されている箇所がある。
  • 河床に泥がたまりアユの食料となるコケがつきにくくなっている。
  • 川の中の樹木や草が繁茂し川が見えにくく近づきにくい。
  • 親水の場として、1つの集落で2~3箇所川に近づける場所がほしい。
  • 川の河床低下を軽減する床止めの補修や整備が必要ではないか。
  • 地元でも白川のためにどのような活動ができるか、考えていく必要がある。
  • 現地調査 問題箇所などの確認
    現地調査   問題箇所などの確認
         
    自由討議 多くの意見をいただきました
    自由討議
        多くの意見をいただきました

    白川ダムビジョン推進会議では、白川ダム水源地域の活性化に向けた取組を実現していくための活動を進めていきます。地域の皆様のご協力ご参加をお願いします。
    白川ダムビジョン推進会議事務局:飯豊町総務企画課(0238-72-2111)