白川ダム貯水池堆砂有効利用検討会が開催されました
-ダムにたまった土砂を利用した作物の試験栽培について-
去る1月30日、前回報告した今年度のソバと雑穀の試験栽培結果をふまえ、「第5回白川ダム貯水池堆砂有効利用検討会」が中津川地区公民館を会場に開催されました。 排水と雑草対策に工夫をこらした今年度の栽培は、十分な収穫量が得られ、この結果を本検討会に報告し検討会参加メンバーより高い評価を頂きました。 |
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検討会風景(佐々木事務所長のご挨拶) |
本検討会で話し合われた内容や意見等は次のとおりです。
試験栽培結果から 今後の堆砂土有効利用について
試験栽培結果から 今後の堆砂土有効利用について
検討会参加機関等
山形県西置賜農業技術普及課、山形県農業担い手支援センター、JA山形おきたま飯豊支店、飯豊町総務企画課、飯豊町産業振興課、中津川転作組合、中津川農地利用改善組合、最上川ダム統合管理事務所、白川ダム管理支所、パシフックコンサルタンツ(株)
試験栽培で収穫された雑穀の料理メニューを紹介します。
地元「いちりん草」さんの御協力を頂いて作った収穫した雑穀の料理です。
どれも工夫をこらして作られ、彩りも鮮やかです。
今後白川ダムでは、地元の方々の御協力を得ながら砂分の多い土での試験栽培を行うとともに、今までの試験栽培結果をふまえたかんたんな農業用土利用のガイドラインの作成、堆砂土の利用促進を図るための体制づくりでのバックアップ等を考えています。
現在貯砂ダムの中州を撤去する工事を実施中です!。
ダンプ7台で1日約600立方メートルの土砂を仮置場に搬出しています。工事は今月いっぱいの予定で、この土砂は耕作土として春には利用可能です。 | ||
水を抜いて土砂を撤去中の貯砂ダム |