貯砂ダム湖面を回復します
貯砂ダムの中州を撤去する工事が始まります
白川ダムには毎年雪融けや大雨の時に上流からたくさんの土砂が流れ込んできますが、この土砂をダム湖の上流端でくい止め貯まったら撤去する貯砂ダムがあります。
今年は中州状に堆積した土砂も拡大し、湖面も減少してきたことから川の水が少なくなる冬期に一部撤去することになりました。工事は、貯まった土砂をブルドーザやバックホーで掘削しダンプトラックを使って上原地内の仮置場に運搬します。1月から2月いっぱいの作業ですが、この工事をすることで、貯砂ダムの機能回復を図るとともに、湖面利用の拡大や景観が改善されます。
現在は土砂運搬用の工事用道路を造成中です。 | ||
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白川と支川の広河原川が合流するこの場所は少しずつ中州が発達します。 |
白川貯砂ダム
平成5年に完成した貯砂ダムは、流入土砂の抑制のほか、夏場の湖面確保や親水性の向上など様々な効果を併せ持つものとして白川ダム上流約6.6㎞地点に造られました。構造はコンクリートでできているダムで、幅約100m、高さ約10~13m、土砂を貯める量55万立方メートルのダムです。 |
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白川ダムの上流にある貯砂ダム |