白川水辺の環境整備をビジョンで実施!

白川ダムビジョン推進会議が「支障木の伐採&河床低下調査」を実施しました。

11月10日(金)に白川ダム直下流の高峰地区において、「支障木の伐採」と「河床低下調査」を行いました。

今まで道路から白川に向けた眺めを遮(さえぎ)っていた不必要な木を切り倒すことで、普段から地区の中を流れる白川を目にし、愛着を取り戻してもらえたら、との実施です。チェーンソーを扱える地元の方にも手伝っていただきながら、約2時間、汗水流して作業し、終了後の開放的な見晴らしと白川のキラキラした水辺を目にしたときには疲れた体も癒(いや)されました。

伐採後は一部の木を使っての「なめこの菌打ち」も行い、支障木の有効利用・リサイクルを考えました。今回の活動は「小学生や一般の方を含めた伐採作業が可能かどうか」の確認も兼ねて、ビジョンメンバー中心で作業を行ったもので、来年度からは一般の方と一緒に伐採を考えています。

支障木とは
河原に生え、洪水時に流されて下流の橋などに引っかかり橋や堤防などを壊したり、川の眺めや水辺に近付くことを遮っている治水や環境上伐採が望ましい木のことを呼びます。白川ダムビジョン推進会議では、今後も白川が沿川住民の方に愛される川となるように、支障木の伐採を地元の方とともに続けようと考えています。

伐採前の状態です。白川との関わりを阻害するような木や草が生い茂っています。 伐採作業前の打合せです。 チェーンソーで太い木を切り倒します。
伐採前の状態です。白川との関わりを阻害するような木や草が生い茂っています。   伐採作業前の打合せです。   チェーンソーで太い木を切り倒します。
倒れた木や細い木をのこぎりで切ります。 切った木を1箇所に集めます。 一部はキノコ用に集積
    切った木を1箇所に集めます。 一部はキノコ用に集積
  倒れた木や細い木を
のこぎりで切ります。
       
見晴らしが良くなりました。白川がよく見えます。 水辺に近づける河原が生まれました。 河床の低下について調査しました。
見晴らしが良くなりました。
白川がよく見えます。
  水辺に近づける河原が生まれました。   河床の低下について調査しました。
伐採した木を利用して「なめこ」の菌を打ちつけています。
  伐採した木を利用して
「なめこ」の菌を打ちつけています。

白川ダムビジョン推進会議では、今後も白川ダム水源地域の活性化に向けた取組を実現していくための活動を進めていきます。ダム水源地域や白川沿川で活動していますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
白川ダムビジョン推進会議事務局 飯豊町総務企画課(TEL:0238-72-2111)