「米沢工業高生」が職場体験に訪れました

去る8月30日、山形県立米沢工業高等学校1年生3名の皆さんが、インターンシップに訪れました。

インターンシップとは、企業などで自分の将来に関連のある就業体験をすることで、米沢工業高校では毎年一年生全員を対象に、職業観や勤労観、社会人としてのマナーや姿勢、コミュニケーション能力などを学ぶために一週間にわたり、各企業などで実習を行っているものです。今回訪れた建設系の皆さんは、今回受入先となった山形河川国道事務所での道路や河川の業務体験に併せて、近隣事務所である最上川ダム統合管理事務所でのダム管理も体験することになったものです。当日はあいにくの小雨模様の天気でしたが、職員より管理所の業務について説明を受けた後、施設の異常やゴミ等の不法投棄、油漏れなどによる水質事故を監視するために、週三回実施しているダム周辺のパトロールのうち、今回は巡視船による貯水池内のパトロールやダム堤体の点検を体験しました。

源流の森から出発 「ねじりばな」についての説明。赤い帽子はビジョンメンバーのトレードマーク
10人乗りの巡視船「いいで」でダムの施設や湖岸周辺の法面を点検しました
     
高さ66mのダムの底には監査廊というダムに異常がないか調べる点検通路があります。
急な階段を下りながら亀裂などの異常がないか点検を体験