白川ダムビジョン推進会議による 地元小学生との「水質調査」

~ パックテストによる水質調査と水生生物調査を実施 ~

地元小学生との「水質調査」

5月の「自然観察会」に続き、リーディング・プロジェクトの第2弾として、地元小学生との「水質調査」を実施しました。地元の子供たちに「白川ともっとふれあってほしい」、「もっと白川のことを知ってほしい」との願いを込めての開催です。

今回参加してくれたのは、中津川小学校の2年生~6年生まで17名と付添いの先生3名、手ノ子小学校の4年生11名と付添いの先生1名です。調査の内容は、パックテスト(pH、CODアンモニア態窒素)と水生生物調査です。午前中に白川の3地点(西高峰橋上流、上原橋上流、どろっこ橋上流)で調査を実施しました。子供たちは元気いっぱい。カワゲラ、 ヒラタカゲロウ、シマトビケラ、ヘビトンボなど、たくさんの川の生きものを捕まえることができました。これらの調査の結果は、後日、各学校でまとめることになっています。閉会の際には、子供たちから調査の感想と、推進会議メンバーに対する感謝の言葉を頂きました。「何げなく遊んでいる白川に、こんなに生きものがいることを知ってとてもおどろいた。」、「川がきれいでびっくりした。川を汚さないようにしようと思った。」、「知らない生物を見ることができて良かった。もっと勉強しようと思った。」などの多くの感想を話してもらいました。


調査の仕方を熱心に聞いています 石の下に生息する水生生物は何かな?
調査の仕方を熱心に聞いています   石の下に生息する水生生物は何かな?
     
白川のpHを計測しています 大物が捕れたので大きさを測っています
白川のpHを計測しています   大物が捕れたので大きさを測っています
     
捕まえた生物が何かを確認しています 調査の感想を発表
捕まえた生物が何かを確認しています   調査の感想を発表

調査終了後は、推進会議メンバーが集まり、今回の水質調査を今後どのように発展させていくべきかなどについて話し合いました。今回、子供たちが一生懸命に水生生物を探したり、水中をのぞいたりするようすを見て、川に対する興味が実に強いことがわかりました。

今後も、子供たちが白川とふれあえるような場を提供していきたいと思っています。そして、白川が地域の中でどのような役割を果たし、どのように生活とかかわっているのかを感じ取ってもらえたらと思います。また、子供たちの活動をとおして地域の人たちにも白川をもっと知ってもらいたい。そして大人だからできること、しなければいけないことを感じ取ってもらいたいと思います。

白川ダムビジョン推進会議では、白川ダム水源地域の活性化に向けた取組を実現していくための活動を進めていきます。地域の皆様のご協力ご参加をお願いします。
白川ダムビジョン推進会議事務局:飯豊町総務企画課(0238-72-2111)