オイルフェンスの設置訓練を実施しました

去る6月20日、白川ダム湖に油が流れ込んできたことを想定して、オイルフェンスの設置訓練を実施しました。

この日は白川ダム堤体や貯水池周辺施設の維持管理に当たっている樋口建設作業員を中心にダム下流の河川に油が流れ出ないように、ダムから水を取っている取水塔(しゅすいとう)回りにオイルフェンスを張る訓練や、吸着マットで回収する訓練を実施しました。作業に当たった皆さんからは「フェンスをつなぐのに手間取った」「フェンスが重く移動が大変だった」「訓練では思うようにできたが、本番でも迷わないよう定期的に訓練した方が良い」などの感想や意見があり半日かけた訓練を無事終了しました。

作業風景 取水塔:ダムの水は田畑の灌漑(かんがい)用としても使われているため、水温の高い表面付近の水を取水しています。
作業風景   取水塔:ダムの水は田畑の灌漑用としても使われているため
水温の高い表面付近の水を取水しています。
     
作業風景 【最上川での灯油流出事故例】最上川に流れ込まないように、合流する手前の樋管(ひかん)にオイルフェンスを設置して吸着マットで灯油を回収。
作業風景   【最上川での灯油流出事故例】
最上川に流れ込まないように合流する手前の樋管(ひかん)に
オイルフェンスを設置して吸着マットで灯油を回収。

油の回収費用は全額原因者負担となります
油の回収に使用した吸着マットなどの資材や作業にかかった人件費はすべて原因者が負担することになります。事故の程度によっては50万・100万の高額な代償を支払わなければならないこともあります。水質事故が発生したら最寄りの役場や消防など関係機関にすぐ連絡しましょう。