ダムにたまった土砂を利用し作物を試験栽培!

白川ダムでは、毎年80,000m³の土砂が上流の山から流れ込んできます。貯水池上流部には平成5年に完成した「土砂の流入を抑えるための貯砂(ちょさ)ダム」がありますが、貯砂ダムには年々土砂がたまり搬出が必要となってきています。そのため、大量に発生する堆砂土の有効利用方法についてH15年度から検討を進めています。この堆砂土有効利用の一つとして考えられる「農業用土として活用する方法」は、昨年から試験として実施しているもので、今年も飯豊町下屋地の畑に堆砂土を投入し、効率の良い利用方法を検討するためソバをメインにキビ・アワ・ヒエなどの栽培を継続する予定です。去る6月6日には、栽培を担当していただいている中津川転作組合の方々と白川ダム職員で、試験栽培に利用する堆砂土を調査し、利用する範囲や畑への盛土方法について調査を行いました。

昨年度の収穫の様子
    昨年度の収穫の様子
     
ここの土は砂が多いな この土を使おう!!
ここの土は砂が多いな   この土を使おう!!

堆砂土採取箇所を決定!!

今後は、試験栽培とともに有効利用に関する検討会や農家の方を対象にしたアンケートなども実施する予定です。ソバが成長したらぜひ試験栽培場を見に来てください。