記者発表資料
平成17年3月25日

国土交通省 東北地方整備局
      郡山国道事務所

平成17年度『国土交通省東北地方整備局 郡山国道事務所』予算概要



予算総額

 平成17年度の当事務所における当初予算は総額約147億円で、対前年度比1.02 となっています。このうち、改築関係は約79億円、管理関係は約68億円です。


<注> 1. 道路整備事業費には、交通円滑化事業費、地域連携推進事業、直轄道路維持修繕、雪寒地域道路事業に係る予算を計上している。
  2. 道路環境整備事業費には、沿道環境改善事業、交通安全施設等整備事業、交通事故重点対策事業費、電線共同溝整備事業に係る予算を計上している。
  3. (項)附帯工事費、(項)受託工事費は除く。


事業のポイント

【強い東北の創造】
郡山市街地の渋滞解消、交通安全の確保を目的とした地域高規格道路、4号『あさか野(の)バイパス(郡山バイパス)』において、針生(はりゅう)地区の立体化(針生高架橋(仮称))の工事を推進します。(参照)

交通混雑の緩和を目的とした、地域高規格道路121号『会津縦貫北(あいづじゅうかんきた)道路』において、塩川I.Cから湯川I.Cの工事を推進するとともに、塩川I.Cから起点(喜多方市側)に向けての用地買収を推進します。(参照)

交通混雑の緩和や沿道環境の改善を目的とした、4号『鏡石(かがみいし)拡幅』において、調査・設計を推進します。



【安全で安心できる地域づくり】

現在、歩道未整備区間で、自転車での通勤通学に利用されている49号『郡山市谷田川(やたがわ)地区』において、誰もが安全・安心して快適に通行できる歩行空間の確保を目的とした歩道整備を行います。H17年度は事業を促進します。(参照)

近隣の小中学校の通学路として利用されている49号『会津坂下町福原(あいづばんげまちふくはら)地区』の歩道狭隘区間において、誰もが安全・安心して快適に通行できる歩行空間の確保を目的とした歩道整備に向け調査・設計を推進します。

休日や観光シーズンの交通混雑の解消や冬期の交通安全確保を目的とした、49号『猪苗代(いなわしろ)拡幅』において平成17年度内の供用を目標にバイパス部の舗装工事等を推進します。(参照)

防災・震災対策の推進を図るため、防災総点検及び緊急点検において対策が必要となった箇所のうち、被災による影響が大きく緊急性の高い49号『安積(あさか)大橋』(郡山市深田台(ふかだだい))において進めてきた耐震補強及び床版補修事業を完成します。(参照)また、事前通行規制区間(降雨量150mm)で平成16年7月の豪雨で通行止めを行い複数の道路法面災害が発生した49号『柳津町藤(やないづまちふじ)地区』において落石対策等の道路防災事業を推進します。(参照)


【魅力ある都市づくり】

交通混雑の緩和を目的とした、4号『白河(しらかわ)拡幅』において、米村道北(よねむらみちきた)交差点から阿武隈川間の用地買収を推進します。(参照)

都市計画道路大町横塚線と連携し、交通混雑の解消と交通安全の確保を目的とした4号『大町(おおまち)交差点改良』『若葉町(わかばまち)交差点改良』において、事業を促進します。(参照)

都市防災の機能を高め、都市景観の向上を図るとともに、安全で快適な歩行空間を確保する目的で、引き続き無電柱化を推進します。(参照)


【美しい東北の実現】
(<個性豊かな地域の創造>・<良好な環境の保全>)
交通不能区間の解消を図り、新たな地域間交流・連携の強化や経済活動の活性化が期待される、289号『甲子(かし)道路』の要となる甲子トンネル工事を推進します。(参照)

管内の国道4号・49号(管理延長204km)の保全等を図る維持修繕や交通安全事業の整備を推進します。さらに、都市部において沿道環境の改善を図るため、低騒音効果のある高機能舗装の推進を図ります。







 


問い合わせ先

国土交通省東北地方整備局 郡山国道事務所
 副所長(改築)    赤川 正一(内線204)
 副所長(管理)    阿部 義博(内線205)
電 話 024−946−0333(事務所代表)