地中の熱を有効活用 ■詳細 | |
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国道49号の会津若松市一箕町付近と猪苗代町野口英世記念館前付近において、冬季バリアフリーとして、歩道の消融雪を行っています。また、国道49号の会津坂下町の坂本バイパス七折峠トンネル坑口(終点側)付近でも車道の消融雪を行っています。どちらも地中熱を利用した消融雪システムです。本システムは、地下100mのボーリング掘削坑内に掘削坑熱交換器をセットし、不凍液を循環させることで、地中熱から採熱します。その熱を歩道または車道の舗装内に設置された放熱管より常時放熱し、事前保温しておくことで凍結防止・融雪を行います。 |
地中熱利用融雪システムの特徴 | |
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○ | 地下水の汲み上げなどによる地盤沈下などの問題がない。 |
○ | 地下水・温泉を必要としないことから制約条件がなく汎用性がある。 |
○ | システムが単純でメンテナンスがほとんど生じない。 |
○ | ランニングコストが安価である。 |