国道4号 堂前地下横断歩道
(金透こみち)
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Route 4 underground pedestrian crossing
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● 郡山・堂前地下横断歩道(愛称:金透こみち

■整備効果1 ■整備効果2 ■現場見学会開催状況
●平成16年5月22日(土)、国道4号郡山市(堂前交差点)に整備していた、堂前地下横断歩道が完成し開通しました。
●堂前交差点の位置付け ■位置図
  • フロンティア通りと麓山通りは郡山市が進める『水と緑がきらめくシンボル軸』に位置付けられ、堂前交差点は、その重要な拠点となっています。
  • 都会のオアシスとして整備された中町緑地(公園)に隣接しています。
  • 交差点は、通勤、通学をはじめ、買い物や通院等に利用される地域の生活道路です。
●堂前交差点(整備前)の現状、問題点
  • 自転車利用者が多く、交差点の信号待ちのため車道に自転車が溢れ、事故も多く危険でした。
  • 既存の歩道橋は、障害者や高齢者にとり利用が困難で、ユニバーサルデザインに基づいた施設整備が社会的な要請となっていました。
●堂前地下横断歩道の事業経緯
  平成12年度 事業着手
  平成12年度 用地着手
  平成14〜16年度 工事期間(H16.5.22完成)
※整備に当たっては、市民との4回にわたる意見交換会を行い、寄せられた意見を参考に、従来の地下歩道にあった「暗い、狭い、汚い」イメージを一掃し、誰でも容易に安全に利用できる地下横断歩道として整備しました。
【意見交換会メンバー:地元商店街、地元町内会、身障者団体、デザイン専門家、行政(国、県、市、警察、消防)】

● 全景

全景

● 地下通路内

地下通路内

● 施設概要

▼階段 ▼エレベーター
階段 エレベーター
自転車の利用をふまえ、東西の昇降部には、斜路付き階段を設置。上屋は設置せず、開放的な空間を実現。
東側の階段は中町緑地と出入り可能にし、公園との一体感に配慮。
交通バリアフリー法に配慮し、車椅子がかご内で回転可能な15人乗りエレベーターを設置。
地上部のエレベーター塔は、かごの中から外が見えるようガラス張りとし、デザインもシンプルに。
▼地下通路部
トップライト 通行帯
通路内の照明は、通常の2倍程度の明るさを確保。
東側の地下合流部は、自然光を採り入れトップライトを採用。
歩行者(特に児童)を保護するため幅1mの歩行帯を確保。
▼設備
カメラ 放送設備
非常ボタンと管理用カメラ、アナウンスや音楽を流すことが可能な放送設備、最新の音声案内装置を設置。
▼その他
2段手すりを連続的に配置。要所に点字プレート、点字ブロックを設置。

● 愛称:金透こみち

 郡山市在住の横田フミコ(よこた ふみこ)さんの作品、『金透こみち』を採用させて頂きました。
 横田さんは、地元 金透小学校を卒業され、さらに、お父様、ご主人、そしてお子様・・・と「親子三代」にわたり、金透小学校を卒業されております。
 「金透」という名前には、特別な思いがあるそうです。
 家族のみんなの後輩である、「金透小学校」の児童たちも、毎日、安全に国道を渡れるように・・・という思いを込めて、つけた名前。それが、『金透こみち』です。

● 利用状況

供用後の状況 供用後の状況