みんなが歩(ある)く道路(どうろ)[歩道(ほどう）]の雪(ゆき)をよせるための機械(きかい)で、ロータリ除雪車(じょせつしゃ)を小(ちい)さくしたものだよ。
　歩道(ほどう)の幅(はば)は広(ひろ)かったり、せまかったり、いろいろあるけれど、写真(しゃしん)の小形除雪車(こがたじょせつしゃ)は、雪(ゆき)かきする幅(はば)が1.3ｍから2.0ｍに伸(の)び縮(ちぢ)みする機械(きかい)で、岩手県内(いわてけんない)にはいまのところ2台(だい)しかないよ。

--特徴(とくちょう)--
　 歩道(ほどう)には自然(しぜん)に積(つ)もった雪(ゆき)のほかに、除雪(じょせつ)トラックや除雪(じょせつ)グレーダでよせられた固(かた)く重(おも)い雪(ゆき)も積(つ)もるので、小形除雪車(こがたじょせつしゃ)は体(からだ)が小(ちい)さくても、とってもがんじょうに出来(でき)ているんだ。雪（ゆき）の多(おお)い山道(やまみち)では高(たか)さ1ｍの雪(ゆき)を20ｍ先(さき)まで飛(と)ばすことができるよ。雪(ゆき)が飛(と)ばせない場所(ばしょ)では、ロータリ（[赤(あか)い輪(わ)]のかわりにブレード[鉄(てつ)の板(いた)]を取(と)り付(つ)けて雪(ゆき)をかきわけているよ。