川の生きものを調べよう-水生生物調査-
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調べに行こう--川に行ったらどうやって調べるのかな?


記録用紙と記入の仕方

調査した結果は、記録用紙1と2に記入します。

記録用紙1について
PDF記録用紙1ダウンロード(PDF 50KB)
調査地点 市町村名とその場所名また橋の名前などを記入します。
川幅(かわはば) 調査した場所の流れの幅を目分量で測って(目測(もくそく)して)記入します。
生物を採取(さいしゅ)した場所 “流れの中心”とか、“右岸(あるいは左岸)からおよそ何メートル”というように書きます。
※右岸(左岸)・・・川の上流から下流を見て右側(左側)の川岸のこと
流れの速さ 生物をつかまえた場所の大体の流れの速さを、次のような3段階で記入します。
段 階
流れの速さの目安
おそい
1秒間に30cm以下
ふつう
1秒間に30〜60cm位
はやい
1秒間に60cm以上
流れの速さの測り方 3m〜5mくらいの細いひもをつけた浮きを用意しましょう。 時計の秒針を見ながらひものはしを持って、足元の水面近くから浮きを落とします。 ひもがピンと張って手応えを感じるようになるまでの時間を計りります。 ひもの長さをひもが張るまでの時間で割って、1秒あたりの流れの速さを求めます。
川底の状態 たとえば「頭大の石が多い」「こぶし大の石が多い」「小石と砂(すな)」「砂と泥(どろ)」というように記入します。また、水あか(石の表面についている褐色(かっしょく)のぬるぬるとしたもの)が多いか少ないかなども分かれば記入します。
水のにごり、におい、その他 「透明(とうめい)またはきれい」「少しにごっている」「大変にごっている」などと記入します。
また、工場からの排水(はいすい)などで色が付いていたら、その色についても記録しておきます。
水のにおいについては、とくに「ドブのようなにおい」、「石油のようなにおい」、「薬のにおい」などがしたら記入します。そのほか、調査場所の近くで汚(よご)れた川や工場排水などが入っているとか、気づいたことを記録します。

記録用紙2について
PDF記録用紙2ダウンロード(PDF 59KB)
見つけた生物の数を、用紙に記入します。指標生物(しひょうせいぶつ)の記入は、調査した場所ですませます。
魚、水草、鳥、その他の生物 調査地点の近くで見つけた魚や鳥、水草なのについて気づいたことを記録します。

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岩手河川国道事務所
ひもがピンと張って手応えを感じるようになるまでの時間を計りります。 ひもの長さをひもが張るまでの時間で割って、1秒あたりの流れの速さを求めます。