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平成19年度を目標に、西磐井郡平泉町平泉地内、延長3.4kmの供用を目指します!
この事業は岩手河川国道事務所が実施しています
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 奥州藤原文化の発祥地として多くの史跡・名所が点在する平泉町の国道4号は、朝夕の通勤時や観光シーズンにおける交通混雑、交通事故等が問題となっております。また、平成14年7月の台風6号では路面冠水のため19時間35分に渡り全面通行止めとなりました。平泉バイパスは災害に強く、安全で快適な道路交通の確保を図るため、昭和56年度から事業に着手し、平成11年度に延長L=2,400mを暫定2車線で供用しています。
箇所名 区間 供用延長
(km)
H17〜H21の整備目標
平泉バイパス
(L=5.8km)
西磐井郡平泉町平泉地内 3.4 H19年度 2車線供用(暫定)


 平泉町の国道4号では、特に休日の速度低下が著しく、渋滞損失時間も他の区間に比べ突出して高くなっています。また、観光入り込み客数も近年減少傾向にあり、交通混雑が観光地の魅力減少の1つの要因となっています。

◇災害時の代替路の確保
 国道4号の冠水で通行止めを強いられた平成14年7月の台風のような災害時においても、平泉バイパスが整備されることにより、災害に強い幹線道路機能が確保されます。

◇地域の活性化の支援
 平泉町は「みちのくの小京都」として毎年多くの観光客が訪れています。春の藤原祭り「源義経公東下り行列」では、毛越寺から中尊寺までの道のりで国道4号を横断することから、通過・観光交通を含めて大渋滞を引き起こしていましたが、バイパスへ通過交通が転換することで現道を止めた観光活用が可能となり、地域の活性化が大いに期待されます。
▲源義経公東下り行列
(春の藤原祭り)

◇まちづくりの支援
 平泉町では、歴史と文化の町にふさわしい景観整備や自転車・歩行者が安全で快適に通行する道路、古都を多西区散策するなど、多くの整備を進めています。平泉バイパスが全線開通することで、これらの事業が有効に機能し、安全で快適なまちづくりが形成されます。

整備状況
完成予想イメージ

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