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■ 道路事業の紹介

2017年7月27日更新

道路構造物の予防保全

 橋梁やトンネルなどの道路構造物について、定期的な点検と計画的な補修・補強を実施することで、構造物の長寿命化を推進します。

 

損傷事例(ひび割れ、遊離石灰)

▲橋梁床版の損傷事例
(ひび割れ、遊離石灰)

損傷事例(鋼材腐食)

▲橋梁主桁(鋼製)の損傷事例(腐食)

三和トンネル(いわき市)の点検状況

▲三和トンネル(いわき市)の点検状況

戸ノ作橋(いわき市)の点検状況

▲戸ノ作橋(いわき市)の点検状況

現在の問題

老朽化が進む道路構造物

毎日、道路交通を支えている道路構造物は、走行車両による振動や風雨・日照等の影響により、劣化や損傷が進行しています。管内の道路構造物は、昭和30〜40年代に建設されたものが多いため、今後急速に老朽化が進行するものと想定されます。このため適切な維持管理を怠ると大規模な補修・補強が必要となる時期が集中してしまいます。

老朽化による事故の懸念

大規模な補修・補強の時期が集中すると、維持管理費用の不足により補修・補強工事を行うことができず、老朽化による事故や災害等を引き起こす可能性が懸念されます。

 

平成29年度 実施内容

工事の推進

・ひび割れが発生したコンクリートを補修します。

・腐食した支承や排水管を更新します。

・漏水や機能低下した伸縮装置を更新します。

・漏水がある橋梁の防水層と舗装を補修します。

・橋桁に落橋防止装置を設置します。

・劣化が進んだ橋梁の床版を更新します。

 

事業効果(予測)

緊急輸送道路としての安全性・信頼性の向上

東日本大震災クラスの地震においても、耐震補強を実施した橋梁には著しい損傷が発生しなかったように、緊急輸送道路としての安全性・信頼性が向上します。

道路構造物の長寿命化

致命的な損傷を受ける前に補修するため、少ない費用で計画的に道路構造物の長寿命化が図れます。

 

床版補修工事の様子

▲一般国道49号 地蔵橋(いわき市)の床版補修工事の様子
 (痛んだ床版の撤去作業)

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