テーマを決めて、胆江6市町村のまちの資源を比較しながら、それぞれのまちの良さを再発見しようというコーナー。私たちの身近にある神社や仏閣などは、その歴史や由来を知っているようで知らなかったりするものですね。皆さんの近所のお寺や神社について、調べてみると、意外な発見があるかもしれませんよ。

江刺市

益沢院跡
藤原清衡は、長い戦乱の時代に亡くなった大勢の人々の御霊を弔うため中尊寺を建立するとともに、全5300巻余りからなる写経文「紺紙金銀字交書一切経(国宝)」を奉納しました。自在房蓮光という僧が、大勢の僧を率いて8年がかりで写経にあたりましたが、その一切経の主要な写経所となったのが、益沢院跡と考えられています。

 
金ケ崎町

亀鶴山 法雲寺
開山は、安土桃山時代の慶長元年。水沢市大林寺十世物嶽文逸和尚が近村を勧請中、鶴が舞い亀が遊ぶこの地を吉相の地と考え仏法が興隆するに違いないと悟られ、山号を「亀鶴山」命名し、法雲寺を建立したと伝えられています。(法雲寺の由緒沿革碑より)


 
水沢市

日高神社
弘仁元年(810)創建。境内には源義家が安倍貞任を伐った太刀を洗ったという「太刀洗川の碑」や「日高囃し由来の碑」などがあります。本殿は国の重要文化財に指定されています。

 

衣川村

妙好山 雲際寺
嘉祥3年(850)慈覚大師が天台宗牛局山梅際寺として開山。寛正元年(1460)永徳寺六世珊光素玉和尚が復興し、曹洞宗妙好山雲際寺と改称。当寺には、源義経公と北の方の位牌が安置されています。

胆沢町

於呂閇志胆沢川神社
明治4年に「於呂閇志神社」と「胆沢川神社」を合祀した神社で、延暦17年(789)の延喜式神名帳に記載された由緒ある神社です。水の神、五穀豊穣の神として古くから信仰されており、4月29日と9月12日に例祭が行われます。

前沢町

白山神社
草創は、延暦21年(802)とも大同2年(807)とも伝えられ、坂上田村麻呂が祭神伊弉再尊を勧請したと言われる由緒ある神社。同地内には、もう一つ別の白山神社があり、地元の人たちは「ほんじん坊」と呼んで、二つの白山神社を区別しています。




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