胆沢扇状地 地形的特徴
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構造的特徴
 
砂れきが多く含まれた土砂が堆積してできている扇状地では、水が地下に浸透しやすいため、安定的に水を確保することはとても困難です。

従って、一般的な扇状地では、一度地下水となった水が再び砂れきの下から湧き出る扇端部に集落が形成されます。

ところが胆沢扇状地では、扇端部のみならず扇央部にも古くから人々が暮らしていました。その謎を解く鍵は、胆沢扇状地の構造にあります。

胆沢扇状地は、一般的な扇状地に比べ土砂の堆積した層が薄いため、地下水脈がかなり地表に近い位置にあります。ですから、扇央部でもあちこちで地下水が湧き出したり、容易にくみ揚げられたので、人が住むことができたのです。このような点在する地下水源を求めて、人々が住居を建てた結果、胆沢独特の「散居集落」が形成されたという説もあります。
 

コラム:散居集落とは?
 
「散居集落」とは、たんぼや畑の中に、住居がポツンポツンと散在して建っている集落のことです。

富山県の砺波平野、島根県の出雲平野、そして胆沢平野が、『日本三大散居集落』と言われています。

胆沢平野の散居集落では、風よけのため『居久根(エグネ)』と呼ばれる屋敷林で家が囲まれています。


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