鶴岡市をはじめとする庄内南部地域は、これまで水道用水の水源を地下水のみに頼ってきました。
しかし、近年の市街地の拡大や地下水の汲み上げ等によって、地下水の低下が徐々に進み、夏場の渇水や冬の寒波到来時には、たびたび給水制限などの渇水被害が発生していました。
渇水被害の状況 |
◎昭和59年2月7日〜2月21日(鶴岡市) |
■2/7:減圧給水
■2/8〜2/21:配水制御20%〜30% |
◎平成6年7月15日〜8月22日(月山水道企業団) |
■減圧給水20%〜30% |
・平成6年7月20日〜7月28日(旧羽黒町) |
■7/20:4時間断水
■7/21:2時間断水 |
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■7/21〜7/26:減圧給水50%
■7/27〜7/28:減圧給水10% |
・平成6年7月21日〜8月20日(旧藤島町) |
■減圧給水20%〜30% |
◎平成8年2月1日〜2月10日(鶴岡市) |
■減圧給水20%〜80%
■2/6〜2/8:5時間断水 |
・平成8年8月14日〜8月16日(鶴岡市) |
■減圧給水20%〜30% |
◎平成11年8月9日〜8月16日(鶴岡市) |
■減圧給水20% |
◎平成12年8月1日〜8月12日(鶴岡市) |
■減圧給水20%〜30% |
◎平成13年1月17日〜1月27日(鶴岡市) |
■減圧給水20%〜60%
■1/21〜1/26:5〜7時間断水 |
このような水不足を解消するため、山形県による広域水道が整備され、その水源として月山ダムが朝日浄水場(鶴岡市行沢)から、庄内南部地区(鶴岡市、三川町、庄内町)に水道用水を供給しています。
月山ダムを水源とし、朝日浄水場(鶴岡市大字行沢)から、庄内南部地域1市2町(鶴岡市・三川町・庄内町)に、水道用水を供給しています。朝日浄水場では、全国の70%以上の水道で採用されている近代的な急速ろ過装置を使用。また残留塩素・濁度・pHなどを常時監視し、さらに毎日厳重な検査を行うなど徹底した安全管理で、良質な水を住民に安全供給しています。 |
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朝日浄水場 |
安定した水の供給 |
豊かな水源は生活に潤いをもたらす |