月山ダム見学記 
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月山ダムのはたらき 【利水】:発電
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月山発電所
月山発電所
 月山ダム右岸に設けられた利水共用取水設備から最大毎秒13立方メートルを取水し、最大時有効落差80メートルを利用して最大8,800キロワットを発電します。発電に使用された水は、再び河川へ放流されます。
 発電された電気は、鶴岡市など、庄内南部地域全体で使用する電気の約5%の電気がまかなえます。
 本発電所地点は、自然公園の指定地区ではないものの、南東の山岳地帯は磐梯朝日国立公園に指定されており、地元市町村では月山ダムを含めた観光化に力を注いでいることから、建設に当っては、発電所を半地下式にするとともに、機器の採用に当っては、自然と調和した色彩を採用するなど、自然環境に十分配慮した設計としています。
 また、本発電所は、年間を通じて変化する河川の水量や落差変動に対して高効率運転が可能な立軸斜流水車(デリア水車)を採用し、水資源の有効活用に努めています。
   
透視図 発電計画
透視図 発電計画表
月山ダムと月山発電所
月山発電所



月山ダム発電所では、山形県全域で使用される電気の約0.6%、庄内南部地区で使用される電気の約4.6%を発電しています。
※庄内南部地区は鶴岡営業所管内を表す。

 
月山発電所の1日の発電状況(例)
月山ダム発電所では、貯水池運用上の制約条件を遵守し、ダムからの責任放流量を確保するとともに、貯水池が確保水位以上の場合は任意調整使用し、これ以下の場合は、下流に対する責任放流量のみを発電使用することとしています。また、春に向けてダム貯留水を発電等によりほとんど使用し、翌年の融雪水を最大限に貯留するダム運転を行うことで、効率的な発電を行っています。


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