赤川は、雨が降らなくなると流量が激減します。
そのため、かんがい用水の安定取水、河川管理施設の保護、動植物の保護、流水の水質維持等の河川が持っている機能を正常に保つことが困難になります。
平成6年8月ダム建設前
鶴岡市熊出(朝日地区)付近渇水状況 |
山形新聞 平成6年7月27日(朝刊)
庄内・笹川改良区 |
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ダムの水を放流することで、河川としての維持流量(水質、水深、流量等、構造物の保護、さらに下流の正常流量の確保等の多方面の視点から総合的な検討を行い定められる)を確保し、河川の流水の正常な機能の維持と増進を図っています。また、かんがい・工業・水道用水等の利用により河川の流量が不足する場合でも、ダムからの補給により維持流量を満足するようにします。