月山ダム見学記 
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水源地域ビジョン
策定組織
月山ダム水源地域や流域の現状
基本理念
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プロジェクト
月山ダム水源地域ビジョンの策定を経て

小関 裕二
小関 裕二
魅力発掘部会座長/
アルゴディア研究会会長

■水源地域ビジョンが策定され、月山ダムが一枚の絵になったようだ。


赤川は昔、暴れ川でした。そんな暴れ川を鎮めようとの思いから即身仏へと至った例もあるくらい、この流域で暮らす住民にとって赤川のはんらんへの不安は生活と密着した問題でした。そこに月山ダムが造られ、近年異常気象による全国各地の自然災害をテレビを通して見るだけで、赤川流域においては日本一の原生林と夜通し人の手による月山ダムでの水位管理によって安心して眠れる流域となり、月山ダムの果たしている役割はあまりにも大きいことがわかります。

しかし、その存在は今まで月山ダムに入って良いのか悪いのかも分からない、硬い雰囲気があり、流域住民からすると、どこか異文化の存在でしたが、今回、月山ダム水減地域ビジョンが策定され、開かれた月山ダムが一枚の絵となったように思われます。この月山ダム水減地域ビジョンでは流域に住む人々が月山ダムを生命の源として、流域生態系の中で、その生命を文化交流によって磨き輝かせ新たな赤川流域文明を創造していく、これが月山ダム水減地域ビジョンの主たる目的であろうと思います。そういった方向性からいっても月山ダム水減地域ビジョンを本物とするか絵に描いたもちとするかは、今後の顕在化いかんによるものであると思います。

行動こそ最高の哲学・行動こそ最高の文化であります。私自身、流域に生きる一人の人間として、新鶴岡市・市民として一歩踏み込んだ新たな文化創造への行動を起こしてまいりたいと決意しております。

 

 
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