吾妻山
火山災害に備えて
吾妻山の概要 ハザードマップ 用語解説 緊急減災対策
吾妻山の概要
地形・地質

吾妻山位置図
吾妻山位置図


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 吾妻小富士から見た一切経山
 大穴と吾妻小富士
 吾妻小富士と一切経山
吾妻山は活火山であり、山形・福島県境に位置する最高峰の西吾妻山( 2035m)をはじめとし、東吾妻山・一切経山・吾妻小富士などの多数の火山からなる火山群を形成しています。これらの火山は、東西約22km、南北約15kmの範囲に分布し、東南東~西北西に走る南北の2列に大別されます。全体としてみれば南より北側の列が新しく、それぞれの列では西より東が新しくなっています。北列の多くの火山は山頂火口をもっており、特に東部の一切経山付近には、五色沼、大穴、桶沼、吾妻小富士など多くの新しい火砕丘・火口があります。有史後の噴火は、北側火山列の一切経山(1,949m)に限られており、有史以降最大の噴火である1893年(昭和26年)の噴火も一切経山で起きています。現在その南~東斜面には噴気活動が見られます。

 
これまでの噴火
東北地方整備局 福島河川国道事務所