記者発表資料
平成20年08月12日

福島河川国道事務所



平成19年 一級河川水質 ランキング発表!!
荒川(福島市)が全国ランキング 第1位(3年ぶり)
○荒川(福島市)が東北ランキング 第1位(5年連続)



 国土交通省では、昭和33年(東北地方は昭和35年)から一級河川(大臣管理区間)において水質調査を実施しています。
 この度、平成19年(1月〜12月)の水質調査結果が発表になりましたので、お知らせします。

・荒川の水質ランキング順位は、平成16年以来3年ぶりで全国第1位に返り咲きました。平成15年以降の全国順位と水質ランキングの基準となる「BOD年平均値」及び「BOD75%値」は以下のとおりです。
   年   荒川の全国ランキング  BOD年平均値(r/l)  BOD75%値(r/l)
 平成15年  7位(166河川中)      0.6        0.6
 平成16年  1位(166河川中)      0.5        0.5
 平成17年  9位(162河川中)      0.6        0.5
 平成18年  12位(166河川中)      0.6        0.6
 平成19年  1位(166河川中)     0.5        0.5
・また、荒川は東北水質ランキングでは、平成15年以降、5年連続で第1位を維持しています。
             年   荒川の東北ランキング
           平成15年  1位(26河川中)
           平成16年  1位(24河川中)
           平成17年  1位(24河川中)
           平成18年  1位(24河川中)
           平成19年  1位(24河川中) 
・荒川は、地域の皆様に大切にしていただいているお陰で、平成19年は全国第一位となりましたが、水質ランキングは、上記のとおり、BODの値が0.1r/l違うと大きく順位が入れ替わります。清流荒川の維持のために、今後も河川を大切にしていただくようお願いいたします。

※1 「BOD(生物化学的酸素要求量)」は、河川の水質を示す代表的指標で、値が大きいほど水質がよごれていることを示します。
※2 「75%値」とは、月1回の水質測定で、年12回分のデータがあったとした場合、そのデータを小さい順から並べ、12回×0.75≒9番目のデータ値を言います。河川が通常の状態(渇水でない)のデータ。
※3 BODに関する水質分析は、最小値を0.5r/lとして分析をしているため、ランキング上、もっともBODの小さい値は0.5r/lとなります。
※4 国土交通本省においては全国版を、東北地方整備局においては東北版を同時発表しています。

 



<記者発表先>福島県政記者クラブ、福島市政記者会

問い合わせ先

国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所
   福島県福島市黒岩字榎平36
     п@024(546)4331(代)
 副所長(河川)  佐々木 秀明(内線204)
 河川管理課長  片 桐 真 也(内線331)