記者発表資料
平成20年05月20日

福島河川国道事務所



「外来魚の学習会」と「外来魚駆除“釣り大会”」実施!

阿武隈川のバス・バスターズ隊員募集中!

〜“釣って・学んで・食べて”外来魚問題を考えよう!〜



 全国の河川では、違法な放流等により繁殖した外来魚類等が、在来魚類の生息に悪影響を及ぼしていることが、最近全国的に報道されております。阿武隈川におきましても、ブラックバスやブルーギル等の外来魚類の生息が多数確認されており生態系へ与える影響が心配されています。
 このような阿武隈川の状況を、より多くの方々、特に、次代を担う子ども達に釣りという川遊びを通じ外来魚問題を知ってもらうことを目的として、外来魚釣り大会「バス・バスターズ」へ参加する小学生の隊員を募集します。
 この大会は、@なぜ、外来魚類等が阿武隈川に生息することがいけないのかということを参加者に考えてもらう「教育」、A外来魚類を減らす取り組みの端緒として、釣ることによる「駆除」、B釣った外来魚にも命があり、食べることにより命の尊さを改めて考えてもらう「食育」などを、参加者と共に行動し、考える取り組みとして行います。

                                    記

  日 時 : 平成20年 5月31日(土)午前7:30開始(予定)

  場 所 : 阿武隈川 鎌田大橋付近右岸上流部

  内 容 : @外来魚があたえる影響についての〔学習会〕
       A駆除のための〔釣り大会〕
       B命の尊さを考える〔バスの試食会〕

  対 象 : 福島市内又は近郊にお住まいの小学生
       先着50名 申込みは5月23日締切
       (定員になり次第募集は終了致します。)

  主 催 : 外来魚対応連絡会(※)
      (国土交通省、福島県、阿武隈川漁業協同組合)

  後 援 : 阿武隈川サミット実行委員会、阿武隈川塾、
       福島県自然保護協会、福島市、福島市教育委員会
       福島大学                (五十音順)


別添1  申込書

 ※外来魚対応連絡会とは、ブラックバス類の外来魚が及ぼす影響やその対策の必要性に対し
 て一般住民や遊漁者等河川利用者の理解と協力を得るための活動を行うとともに、外来魚
 への対処方針等について検討を行うため、国土交通省福島河川国道事務所・三春ダム管理
 所・摺上川ダム管理所、福島県、阿武隈川漁業協同組合により設置したものです。



<記者発表先>福島県政記者クラブ、福島市政記者会

問い合わせ先

≪ 外 来 魚 対 応 連 絡 会 代表(事務局) ≫
国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所
副所長(河川)  佐々木 秀明(内線204)
調査第一課長   二瓶 昭弘(内線351)
福島市黒岩字榎平36 TEL024-546-4331(代表)
                                  FAX024-539-5381