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記者発表資料
平成17年 2月 10日
国土交通省 福島河川国道事務所
 

東南アジア8カ国の技術者による
「洪水ハザードマップ作成」現地研修を実施。

 東南アジアを始めとするアジアモンスーン地域では、毎年のように洪水が頻発し、多くの人命・資産が失われています。このような洪水被害を軽減させるためには、堤防等の洪水対策施設整備が有効であるものの、住民に対して浸水実績・予想区域及び避難経路・場所等に係る情報を「洪水ハザードマップ」といった形で予め提供し、住民自身が洪水に備えることができるようにすることも重要です。
 特に、予算や人的能力が乏しいことから洪水対策施設整備が遅れている発展途上国において、このようなソフト対策を早急に講じることが有効であり、かつ必要とされています。
 このことから、独立行政法人土木研究所と独立行政法人国際協力機構(JICA)が協力し、新たな地域別研修コース『洪水ハザードマップ作成(別紙参照)』を実施し、これら発展途上国の技術水準の向上を図るとともに各国で洪水ハザードマップの普及促進を図り、それによって洪水被害の軽減を目指します。
 今回、研修における先進地視察として、国土交通省福島河川国道事務所及び、郡山市において「阿武隈川における洪水や洪水時の情報提供」及び、「郡山市洪水ハザードマップ作成の経緯や活用方法等」についての講義や現地視察を下記のとおり実施しますのでお知らせします。

◇地域別研修コース「洪水ハザードマップの作成」現地視察

1)実施期日
 平成17年 2月14日(月)13:00〜17:00
2)実施場所
 福島河川国道事務所3階防災センター及び、郡山河川防災センター
3)研 修 生
 16名(中国、タイ、マレーシア、ベトナム、カンボジア、ラオス、フィリピン、
 インドネシア)
4)日  程
 13:00〜14:00 講 義:「阿武隈川の洪水と洪水情報」
             場 所:福島河川国道事務所3階防災センター

<現地視察>
  14:50〜15:05 金山橋:郡山市(避難基準水位表示)
  15:25〜15:40 逢瀬川:郡山市(S61破堤箇所)
  15:50〜16:00 郡山河川防災センター:郡山市(排水ポンプ車等)

  16:00〜17:00 講 義:「郡山市洪水ハザードマップ」
              場 所:郡山河川防災センター(郡山出張所内)

 

 
お問い合わせ先
国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所
    河川副所長   坂本 良三(内線204)
    調査第一課長 菊地 裕光(内線351)
〒960-8584 福島市黒岩字榎平36 TEL024-546-4331(事務所代表)
 
現地視察行程

別紙 研修の概要

国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所
福島県福島市黒岩字榎平36 TEL:024-546-4331(代) FAX:024-539-5381

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