阿武隈川平成の大改修とは


福島市、郡山市、須賀川市等福島県中心部を流れる阿武隈川は、昭和61年8月5日洪水からわずか12年後の平成10年8月末洪水により、甚大な浸水被害に見舞われました。これは、完成堤防が必要延長の1/3であり、無堤地区が全体の約30%も残っているなど、河川整備率の著しい低さが原因です。
河川整備率を向上させ、水害に対し安全な地域をつくるためには、

抜本的な治水対策
集中的な投資
ハードとソフト対策の連携


が必要です。

このため、阿武隈川について、

総合的な河川改修
改良型災害復旧事業


を短期間に集中的に行う「阿武隈川平成の大改修」を実施します。

昭和61年8月洪水
釈迦堂川合流点氾濫状況


平成10年8月末洪水
本宮町氾濫状況
全体事業費
河川改修事業+災害復旧事業=
約800億円
目標年度
平成12年度末概成(平成13年3月)
(一部地域を除く)
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